試写で拝見させていただきました。

名作ホラーコメディ『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』を、韓国流のホラーコメディとしてリメイク！
……なんだけど、ただの焼き直しじゃない。
アジアホラーとして“違う角度の面白さ”に見事昇華してた！

◆あらすじ
都会の喧騒に疲れた中年男ふたり、タフガイのジェピル（イ・ソンミン）とセクシーガイのサング（イ・ヒジュン）。
彼らは“夢のスローライフ”を求めて森の中の一軒家へ移住。
しかし、湖で溺れていた女子大生ミナを助けたことで、リア充大学生達から“誘拐犯”と誤解され、状況は一気に地獄へ！
さらに、彼らの新居には“古代の悪霊”が封印されていた——。

◆感想
まず、序盤からセンスが光ってる！
初っ端の“ヤギの件”。えっ、その角度から入るの！？っていう、ある意味で“ホラーの深淵”に触れるような演出にゾクッとした。原作の殺人鬼とは違い、宗教的ニュアンスを匂わせる雰囲気がたまらん。

一方で、笑える部分も一級品。
すれ違いがすれ違いを呼ぶ、“アンジャッシュばり”の誤解コントは原作同様に炸裂。
特にBGMをかけながら、ジェピルたちと“誘拐されたはず”のミナが和気あいあいとするシーンはシュールすぎて爆笑。
その中で出てくる「ストックホルム症候群」というワードセンスにもニヤニヤが止まらない。

また、詳しくは言えないけど、ある“英語が分からない”くだり、面白い。
この絶妙なバランス感覚が、リメイク元にはない“韓国オリジナルの味”になってる。

※個人的ツボ
・粉砕機シーン（原作ファン歓喜）
・蜂のくだり（原作ファン歓喜）

つまり、
“リメイク”というより“アップデート”なんですよ！
原作愛はちゃんとある。
でも、そのままはやらない。
笑って、不謹慎で、どこか切ない。
韓国コメディホラーの真骨頂を見た一本でした。

てか、あの悪魔の設定…あれ言いたいけど言えない…！
あの名作漫画が好きなら絶対テンション上がるシーン、あるから！！

劇場で確認してくださいー！

※公開前のため、評価（星）つけてません。公開後につけます！

• #たくや_2025年劇場&試写
• #たくや_2025年鑑賞

試写

🪵🏚️ 🛻
見た目とはちょっと違った自称【男の中の男】ジェピルと自称【シャープな癒し系イケメン】サングによる笑いと冷や汗が混合したストーリー👬🏾
イソンミン×イヒジュン

貴重なイソンミンの笑哀の姿🪪 おなか 可愛い日焼け ズキズキした顔
犯罪都市でも大人気のパクジファンは、とあるシーンでアドリブにみえるサービスショットの様な動きもしていた☀︎笑
天使のわんちゃんボング

イソンミン, イヒジュン, パクジファンの好演が作品に息を吹き込んでいた


原作Eli Craig 〈Tucker and Dale vs Evil〉2010年 アメリカ, カナダ合作映画

製作会社 ハイブメディアコープ
〈インサイダーズ内部者たち, ラスト･プリンセス, コンジアム, パラムパラムパラム, 上流階段, 麻薬王, 世宗大王 星を追う者たち, KCIA南山の部長たち, ただ悪より救いたまえ, スイッチ, ソウルの春〉

✏︎ビジュアルポスターのひとつに〈南山の部長たち〉のメインポスターをパロディーしたものがある。その一作でもイソンミンとイヒジュンはそれぞれ「主君」と「腹心, 信頼する部下」で出演している。

2024.6.26 韓国公開
´ハンサムガイズ´(R15+)
ｰ今までこんなコメディはなかった! 早く来て笑ってみようぞよ!ｰ