正直何か書く気にもならない『復讐のワサビ』以来の地獄体験(映画のせいだけじゃないけれど)。
いつか回り回って自分にぶっ刺さることを予感しつつ一応戒めの為にも箇条書きしておく。
・家出るまでのシ…
きっかけが偶然なのか、運命的な必然だったのかは分からないが、ほとんど終わってしまった人一人の人生が詰まった爆弾を受け取り、背負い続けることよって、生きることの不条理に抗い走り続けることは情熱的な追悼…
>>続きを読む色々と典型的な展開や描写を重ねた丁寧な映画だったと思う。他作品の差をつけるマクガフィンとして紙袋があるが、その正体を早々に勘付いてしまうと"転"が薄くなって全体的に弱くなってしまうと思った。何せ、自…
>>続きを読む相手についての客観的な情報を得たり社会的な関係を「契約」したりするのではなくて、瞬間的な想起を共有すること。
後者は多分映画にしか描かれえないし、その場面がある映画は圧倒的に豊かであるということを、…