"まだ何も終わっちゃいない…"

戦友を訪ねてきたランボーに悲しき現実…失意のまま彷徨い歩くランボーの目の前に現れたのは田舎町の保安官ティーズル。

ただ流れ者を町から追い出すだけが…

"あいつらが先に手を出したんだ…"

4Kレストアのリバイバル上映…そりゃ何が何でも観に行きます…当然です…

ランボーシリーズの中で唯一の原作モノ。

当時はまだPTSDなんて言葉すら無かった時代にベトナム戦争によって傷ついた一人の若者の暴走を切ないながらも痛快なアクションでエンタメとして社会に一石を投じたスタローンの意欲作にして"ロッキー"に続く当たり役。

40年以上経っても色褪せない魅力がそこには詰まっている訳で…当時、まだハナタレ小僧だった私ですが、いいオヂサンになった今でもスタローンの姿にカッコいいと慄きつつ、アクションに隠れがちであった本作の真のテーマがあったからこそ、今だに色褪せぬ輝きが本作にはあるのかと…本作はシリーズの中でも別格です。

立川シネマシティでは、"全ラ"として4Kレストアされた3作だけではなく、4作目と5作目も連続公開するそうで…しかも全作"極音"公開…厨二病の坊主たちの気持ちをよく掴んでらっしゃる…

日本初公開から40年！あいつが帰って来る‼️
ランボー トリロジー ４Ｋ 一挙公開❗
中３からイッチャン好きな映画なので
涙モノの企画😭😭😭
100MARK👁️‍🗨️にもランボー愛レビュー済

ただ食事がしたかっただけなのに…
眠れる虎を怒らせた田舎街の保安官。
ランボー vs 警官200人💥
そのエピソードん中で、涙ものの名シーン盛りだくさん✨
留置場、消防ホースで強烈シャワーシーン❗
スタローンの活きの良い尻♡
吐く息白い寒い山ん中で、ボロ着れ手作りポンチョ✨
スタローンだから似合うワイルドポンチョ👍
一番ウリのシーン！崖からダイブ💥
からのキズ口ガチ縫い😱
当時「あのダイブ！スタローンがスタントなしでやってるらしいぜ」
「えーーーっ！？」って話題だったな😨
森でグリーンベレー仕込みのトラップと奇襲で警官隊全滅して不要な殺生好まないランボーはナイス👍
それでも諦めない保安官に怒り爆発💥
街全壊しそーな勢いのランボーの乱暴っぷりもう止めらんない💦
この映画のために街ひとつ作ったってスゲー規模😳
なんと言ってもランボーの上司、トラウトマン大佐が素晴らしい✨
いつも孤独なランボーを気に掛けて、
ランボーが唯一信頼する人物🥲
ランボーを「ジョン」と呼べるのは、トラウトマン大佐だけ✨
「オレの戦争は終わっちゃいない❗」
ラストのベトナム帰りからの苦悩やトラウマをトラウトマン大佐にブツけるシーンは涙なみだナミダ😭😭😭
スタローンのアクションが目立つけど意外と社会派な作品。
悲痛なランボーに感情移入したまま入る静止画と共に流れる主題歌は、今もナンバーワンのラストとエンドロール🥲

It's a long Road
When you're on your own
And it hurts
when they tear your dreams apart

And every new town
Just seems to bring you down
Trying to find
Peace of mind
Can break your heart

長い旅だ
一人じゃ辛すぎる
夢が引き裂かれたときは傷つけられる

新しい町に着くたびに
気が滅入ってしまうんだ
心の安らぎを探そうとしても
容易に裏切られる


It's a real war
Right outside your front door
I tell ya
Out where they'll kill ya
You could use a friend

正面のドアのまさに外では
本当の戦争が待ってるんだ
そうさ
そこでは殺し合いが行われてるんだ
味方を利用してでも…


Where the road is
That's the place for me
Where I'm me
In my own space
Where I'm free
That's the place
I want to be

道が続く場所が
俺の居場所なんだ
俺だけの場所でなら
俺は俺でいられる
俺が自由になれる場所
俺は
そこに行きたいんだ


'Cause
The road is long and
Each step is only the beginning
No breaks, just heartaches
Oh man, is anybody winning?

だってそれでも
道のりは長い
一歩一歩は始まりにすぎない
休みなんてない あるのは心の痛みだけ
ああ この戦いに誰か勝者はいるのか？


It's a long road
And it's hard as hell
Tell me what do you do to survive
When they draw first blood
That's just the start of it
Day and night
You gotta fight
To keep alive

長い道のりが続く
地獄のように過酷な旅さ
生き残るにはどうしたらいい？
最初に流した血が
戦いの始まりなんだ
昼間だって夜だって
戦わなくてはならない
生き残るために


It's a real war
Right outside your front door
I tell ya
Out where they'll kill ya
You could use a friend

本物の戦争だ
目の前のドアを開けて出たら
すぐそこさ
そこじゃおまえを殺しに来るのさ
友達だって利用されちまう


Cause
The road is long and
Each step is only the beginning
No breaks, just heartaches
Oh man, is anybody winning?

The road is long and
Each step is only the beginning
No breaks, just heartaches
Oh man, is anybody winning?


道のりは長い
一歩一歩は始まりにすぎない
休みなんてない あるのは心の痛みだけ
ああ 教えてくれ
この戦いに誰か勝者はいるのか？


It's a long road
It's a long road

長い道のりが続く…
長い戦いが続く…

② 10/28(月) ヒューマントラスト渋谷
③ 10/31(木) ヒューマントラスト渋谷

ラストのダジャレはいいや😔

“ランボートリロジー4K”②
ベトナム戦争が終結してから数年が経過し、多くの退役軍人が社会に復帰する中で戦争のトラウマや社会からの孤立感に苦しんでいたり、また、冷戦体制の進行によりアメリカの国内外の政治情勢も複雑化していた、そんな時代に公開された単なるアクション映画にとどまらない、戦争そのものの影響と苦悩を描いた社会派ドラマ。
序盤、ランボーが小さな町に立ち寄るも、地元の保安官によって無情にも追い出されるシーン、これは退役軍人が社会から理解されず、孤立している状況を象徴していたし、彼の怒りと絶望が爆発し一人で樹林の中で生存術を駆使して戦う姿は、彼がいかに社会から疎外されているかを如実に物語っている。
こうしてシルヴェスター・スタローンの新たな当たり役となった“ジョン・ランボー”だが、その前の当たり役“ロッキー・バルボア”が、それまでの時代の閉塞感を振り払ったアメリカンドリームの体現者であったのに対して、再び“アメリカン・ニュー・シネマ”的なアメリカの“影”の部分を背負ったような存在のキャラクターなのが対称的で非常に興味深い。「ロッキー3」と同時期で、スタローン自身、搾りに搾った強靭で鍛え抜かれた肉体を誇示していた頃。アクションシーンで圧倒的なパフォーマンスを見せつけながらも、ラストの涙を流しながら自分の悲しみを吐露するシーンは、非常に感動的であり、深い印象を与えてくれる。
80年代当時の時代背景を巧みに反映し、アクション映画としてのエンターテインメント性だけでなく、戦争そのものの虚しさといった社会的なメッセージをも強く打ち出していた傑作。

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