ソルジャー・ボーイの作品情報・感想・評価

「ソルジャー・ボーイ」に投稿された感想・評価

ベトナム帰還兵が日常で受け入れられず暴走する。…ってまんま『タクシードライバー』に繋がる、ニューシネマ。後半なんかモロに『ワイルドバンチ』+『明日に向かって撃て!』だ。キャラがジョードンベイカー以外弱いのがイマイチ暴走に感情移入出来ない。日常でダメダメだった奴らが戦争おこして(テロ)生き生きするのが見どころ。その後多発する銃撃事件の犯人の理論が見えた気がする。モーテルのジェフリールイスがいい。女が性の消耗品としてしか描かれてないのも凄いな。今ならmetooだ!
dude

dudeの感想・評価

3.7
ベトナム帰還兵4人の驚くほど華がないロードムービー。旅の合間に映される荒野とそれに重なる劇伴の美しさがアメリカを楽園のように見せるが、感情移入の隙を見せないほど虚ろな主人公たちには居場所がない。『ランボー』のように誤解やフラッシュバックがあるわけでもなく『ローリング・サンダー』ほど不憫なわけでもない。ただこの渇きっぷりは嫌いになれない。あとラストよりはその前の銃撃戦がスリリングで良い。
のん

のんの感想・評価

3.0

1972年というベトナム戦争の最中に公開された作品というのがびっくり。
前半2/3はベトナム帰還兵4人のカリフォルニアへのロードムービーなんだけど、最初からなんかうら寂しい。驚くばかりの世間の目の冷たさ。

反戦映画なのか、ベトナムへ行った兵士への冷たい眼差しそのものなのか、あるいはこんな現実だったのか……
解釈に戸惑って解説読みました。
タカシ

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3.0
『原作では最後に死ぬはずだったランボーを、死なせなかったスタローンは偉い』


ベトナム帰還兵の目的地への旅を通じて、彼らが社会と相容れない様子を描く。

CS放送「ザ・シネマ」での紹介では、『「ランボー」に通じる物語』となっている。
まあ確かにベトナム帰還兵のお話ではあるし、間違ってはいないんだけど。

どちらかというと、アメリカン・ニューシネマの一作、といった方がピンと来る気がする。

クライマックスは少し取ってつけた感じがしなくもない。なんだろう、ビックリするくらいここにはまれなかった。

旅の途中で主人公たちのフラストレーションが高まってくる感じはとても良かったのに。

ベトナム帰還兵というだけで阻害されていた、当時の感覚がちょっとだけ理解出来た。
CS(ザ・シネマ18.04.05録画)にて。18.04.11
2018#039
TMD

TMDの感想・評価

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青春キラキラロードムービーかと思ってたら、ベトナム戦争帰りの若者の悲しい現実映画だった
Guy

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2.9
ベトナム症候群の4人は社会への馴染み方を完全に忘れてしまっている。
何をするにもどこか退屈で物足りない。
朝焼けのガソリンスタンド車は燃料切れ、呼んでも冷たくあしらわれ待てど暮らせどオーナーは起きてこない。
彼らの溜まりに溜まったフラストレーションが爆発する。
一言も喋らない長回しの後、沈黙を切り裂くのは(やったな)の一言。彼らの表情はどこかスッキリしている。
ゆっくりと流れていた時計の針が急速に動き出すクライマックス。
後の“タクシードライバー”に通ずる悲しきロードムービー。
劇中歌:ロニー・ブレイクリー、スコア:カントリー・ガゼット、というカントリー〜ブルーグラス・ファン悶絶の本作。

75分くらいのところで潔く映画を閉じていたら、最高のアメリカン・ニューシネマ名作になっていたかもしれない気が。

旧くから続くゴーイン・カリフォルニアの幻想性など含めて、アメリカンフロンティアスピリットの無軌道な希求とベトナム戦争時代の虚妄を重ねる洒落味や、最初の無意味な殺人を象徴的に語りながら最後の寓話的カタストロフへアンプリファイする構造など、興味と語るべき点は多い。万歳。
eg6

eg6の感想・評価

3.0
ベトナム帰還兵にイージーライダーやらせたら西部劇になっちった映画。

70年代アメリカ映画独特な淡々とした地味さは好き。

実は実際のベトナム帰還兵はイラク帰還兵より殺人を起こしてないって政府の記録があるらしいけど、陰謀多き70年代だから分からんなぁ。
人非人

人非人の感想・評価

3.0
銃撃戦での統率の取れた彼らを見て、ベトナム時代から何も変わっていないのだろうと、悲しくなる。青春を戦争に捧げ、自分たちは何も変わっていないまま帰郷すると、世間は移り変わり(知ってる顔がいない)、友人は結婚し、どこにも居場所がない浦島太郎状態。
DK

DKの感想・評価

3.0
誰でもよかった、、、当時の時代背景もあるかもしれないが、やりきれない行き場の無さに絶望感が凄まじい。
正直ベトナム戦争で戦った身でないと感情移入は難しい。
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