ナザレ出身でベルギー在住のパレスチナ人映画作家ミシェル・クレフィによる『石の賛美歌』(1990年)。デュラス/レネ『ヒロシマ・モナムール』の批判的継承。
作品は、第一次インティファーダ(民衆蜂起、…
(35mm)
事実の記録として、ありのままに重要。
ドラマパートは単調すぎる。
よく考えたら、アラン・レネ的か。
『ガリレアの婚礼』の若者たちの行動に誇張がないことを突きつけられる。
夕景の…
現在進行形のパレスチナについてパレスチナ人の作家が記録したという意味においても、そしてその記録と記憶、そのズレ方の形式的な面においてもまさに現代の映画の重要作であり、そこにいくつもの表象の難しさは語…
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