このレビューはネタバレを含みます
『青春』三部作の2作目。ワン・ビンなので226分あるよ。
縫製工場に出稼ぎにきた、主に20歳前半の青年や娘たち。色々な工場を写していて、最初は上半身裸で刺青の入った男の子たちが、縫製をしている工場から始まる。そこが一番いなせな場所だった。刺青は彼らの流行なのか、仲間で同じ工場で働いているのか。その辺りの事情はワン・ビンなので説明してくれない。
ミスに対して情け無用な態度の、縫製工場の社長。また出稼ぎの季節が終わりかけると社長たちの失踪が相次いで、労働者たちは賃金未払いのまま途方に暮れることになる。本当に苦い。
2015年から撮影していて、2019年くらいまでカメラを回しているので、編集を一体何年やっていたのか。