甘酸っぱい青春を城定イズムによって、やっぱりエロく仕上がっています。

ちょっとありえないような設定だけど、本作で映し出される日常は結構リアルだ。

ただ、高校生のカップルと女教師という禁断の三角関係において、教師が美人だけど、変人度合いが強すぎた気がしてならなかった。

新原泰佑くんかっこいいな〜😁新帆ゆきさんも若さゆえのエロスがありました。

青春高校生ってホントこんな感じだよなーって思いながら観てました。あそこまでやって結局ヤラせないって男からしたら確かに発狂してしまう。

なんかかなりよく分からない脚本だったなーって。青春漫画原作なのか...。だからなのか、設定が割とぶっ飛んでる。

結局ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかも分からないし。主人公からしたらバッドエンドなんかな。

2025.07.16

脚本：城定秀夫

「少し昔、とある田舎のお話。」
高校二年生の灰野勝彦は同級生の玲子と付き合っており、家の離れで度々手を出していたが、最後までさせてくれることはなく、悶々とした日々を送っていた。
そんな時、灰野家に下宿人として新米教師の伊沢学（女性）がやってくる。
学が勝彦たちのクラスの担任になるも、勝彦は学の生活態度から、玲子は勝彦と同じ屋根の下に年上の女性がいることから、なかなか心を開かずにいた。
学の存在が、勝彦や玲子の将来に影響を、与えたり与えなかったり……。

はァ〜城定ゥ〜〜
恋や性愛に悩む若き高校生も、過去の恋愛を引き摺る大人も両方描けるのはもうこの人しかいない。
そして相変わらずの濡れ場。
同居人の大人な女性なんていうえっちな香りしかしないキャラの濡れ場は描かず、まだまだ純真無垢な女子高生の濡れ場はどんどん描くなんてなぁ、たまげたぜ。

高校生が若くて良いなら大人は老いててダメなのか？そんなこともないんじゃないんですかね。
実際学がだらしないながらも魅力的な女性なように描かれていましたし、勝彦の母のように、歳をとっていても新たな人生に向かって挑戦することができる、そんなことも描かれていました。
若い人にも大人にも良いところダメなところがあり、良い悪いは年齢ではなく悩みや生活に出てくるんじゃないかなと思います。

毎作品高スコアを付けがちな城定秀夫作品ですが、今作については各キャラの掘り下げのタイミングがちょっと遅すぎたというか、積み重ねが足りず唐突感が出ていました。
学の恋愛感情や、勝彦がなんであんな頑なに学に手を出さないのかなど、後々の描写を見れば分かることもあるものの、もう少し早いタイミングでポップに描けばいつものノリというか、テンポ感がより出た作品になっていたと思います。

やっぱ大きい方がいいよなぁ……。