終始口アングリ。すげぇ映画だ。
惑星探査中の宇宙船クルーが巨大彗星の中に超セクシーな女体(？)を発見するが、彼女は人間の生命を吸い取る吸精鬼だった！
マチルダ・メイのおっぱい！
クライマックスの宇宙戦争的なスケールのエスカレーションに酔う。
崩壊したロンドンの町中を、
銃を持って走る男と並走する炎上した車のショットも強烈。
あと、吸精鬼に乗っ取られたパトリック・スチュワートがヘリでの移送中に突如顔面の穴という穴から血液を吐き散らかして死滅する様がとにかく唐突&意味不明で忘れ難い。
一度吸精鬼に遭遇して逃げ延びた宇宙飛行士が念力を獲得して、その力で怪物を追跡する展開になるのも意外。
性交でエネルギーを吸い取る化け物を描いた映画かと思いきや、吸われた人間も吸精の怪物になってしまうのでゾンビ映画の様相を帯びるのが意外だったし、吸精鬼が念力でガラスドアを粉砕しながら歩くショットがすげぇ格好良い。
あの縦構図の迫力の為にガラスを沢山並べてる。
迫力重視で観客を知らない所まで振り回し、決着したら速やかに映画が終わる。
流石トビー・フーパー。
