橘

帝都大戦の橘のネタバレレビュー・内容・結末

帝都大戦(1989年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

帝都大戦、加藤保憲とサイキック中村青年&辰宮家の雪子の戦いなのか、霊的指導者による呪殺の戦いなのか…とっ散らかります。
バトル画面が大体暗すぎて、加藤雅也さんの美青年っぷりも、嶋田久作さんの超イケ加藤保憲もよく見えない。悲しいです。

大霊界丹波哲郎さんが霊的指導者なんて胡散臭いけど、でも出来そう…呪殺…!みたいになるのが凄い。連合国側のトップ達を呪うのかと思いきやヒトラーの方だったとは、まんまと一杯食わされましたね大日本帝国。ヒトラーの背後(?)に浮かび上がる丹波さん。画面がつよい。
東條英機も出ていた。出演シーン少ないけど、ヒトラーの人は上手いほうです。
なんか耳なし芳一みたいなお坊さんたくさんいた。

東條英機の側近役の工藤俊作さんに見惚れ(軍服姿格好良い)、職場であまり交流しない辰宮さんを気にかけてくれる同僚役の野沢直子さんのはつらつさに癒やされました。野沢さんオアシス。あんな退場って。。
加藤保憲は今回も格好良いです。電柱の上に立ってるの眼福です。でも前作より弱くてすぐ倒される。


火薬の量多過ぎないかい。
それとやっぱり焼夷弾。日本の家屋は木と紙が主だったから焼夷弾落とされたら燃えやすいに決まっている。効率良く燃やせる…人間は酷いことを考え付いて実行に移せてしまうそれが戦争。。。
虫美緒ちゃん夢に見そう……
橘