13分という短い時間の中で、当時のフランス社会におけるペット(ワンコ)と人間の関係、それを取り巻くペット産業などをリュック・ムレらしくユーモラス&風刺的に描いた作品。

フランスと言えば、犬のうんちの放置で有名？ですが（最近は改善されてる？）、この時代、まさかの「うんち拾いバイク」が活躍していたとは..バイクに吸い取る器具が設置されてるんですが、グリーンの制服の隊員たちが颯爽と出動してる姿がなんとも...笑;

『L'Empire de Médor（メドールの帝国）』というタイトルですが、メドールはフランスの典型的な犬の名前のようで、つまり『犬の帝国』という意図ですね。

イッヌに罪は無いとしながらも…

Mon Maoと書かれた墓碑。道に落ちてるフンの量が尋常じゃないのだが、それでも犬に洒落た靴下や革靴を履かせたくなるのが飼い主ごころなんだろう。犬種別コンペは血統の純粋さによって順位づけられるの、改めて言われるとすごい話である。