リュック・ムレ短編集Vol.2 - ①
お犬様大国おフランスの犬関連支出はセネガルのGDPを超えるBIGビジネス。
日本ではあり得ない、お散歩中の粗相も飼い主は知らん顔。パリ名物と聞き及んだ事も…
タイトルの帝国が示すように、まさに犬が皇帝であり、我々人間はそれに仕えているのだという視点。
街に犬のうんちが多い、という小さな視点から陰謀論めいた結論にまで飛躍させ、映画にしてしまうのが素晴らしい…
Mon Maoと書かれた墓碑。道に落ちてるフンの量が尋常じゃないのだが、それでも犬に洒落た靴下や革靴を履かせたくなるのが飼い主ごころなんだろう。犬種別コンペは血統の純粋さによって順位づけられるの、改…
>>続きを読むメドールはフランスにおけるハチ公で、犬につける定番の名前だそう。ということは、『世界残酷物語(原題:犬の世界)』がリュック・ムレの念頭にあったのかしら。
最後にワルキューレの騎行が流れるが、『地獄の…
13分という短い時間の中で、当時のフランス社会におけるペット(ワンコ)と人間の関係、それを取り巻くペット産業などをリュック・ムレらしくユーモラス&風刺的に描いた作品。
フランスと言えば、犬のうんち…
うんこ拾いバイクが興味深かった。
シニカルな視線もありつつ、犬に引っ張られてコケる監督の情けなさもあり、バランスがとれているように思う。
特に好きなシーンは
移動するおばさんに追従しながら吠え続…
©DR