Asuuu

12モンキーズのAsuuuのレビュー・感想・評価

12モンキーズ(1995年製作の映画)
4.1
『前にどこかで会ったことある?一一ありえないね』
『人類は滅亡するべきなのかもな』
🐵🐵🐵🐵🐵🐵🐵🐵🐵🐵🐵🐵モンキッキー!

親に勧められて鑑賞しました。
1995年に公開された〔12モンキーズ〕🐒
何の前情報もなくタイトルの意味すら分からないまま見ましたが

ムズい…でも奇妙…面白い🤦‍♀️⚡️

が第一印象。
後から考えると深いなと思わせる沢山のメタファーに囲まれた映画でした!

ちょっとバイオレンスなシーンがあるのでおすすめしづらい所もありますが、ポスターと見た目に反して結構笑えるので、みんな見てほしい秀作です!


<Story>
ジェームズ・コール(ブルース・ウィルス)が囚人である場所は2035年の世紀末…凶悪なウイルスによって人類の99%が絶命した世界。

コールは減罪のために滅亡した原因となる1996年に遡って"12モンキーズ"という謎の組織のついて調査することになる。
しかし戻ったのはなぜか1990年。

彼は逮捕され、精神病院送りとなる。そこで出会ったのが、患者仲間のジェフリー・ゴインズ(ブラット・ピット)と精神科医キャサリン・ライリー(マデリーン・ストウ)。キャサリンはジェームズを妄想癖だと診断した。

再び遡った先は1996年秋、コールはキャサリンを誘拐して強引に調査をすることに。調べるとジェフリーが"12モンキーズ"の実質的リーダーだった。何とかして彼らがウイルスをばら撒かれる前に突き止めようとするが一一


<Review>
すっごい耳に残るミステリアスな"ズンチャズンチャ"音楽🐒♪
TVとかで聴くけどこの映画で有名なんだと知った。

世紀末映画で言えば「ターミネーター」やら「ミスト」など最近で言えば「TENET/テネット」だって世紀末の未来/過去と今が舞台だったり、その類いの映画は今も昔も沢山あるけど、

多くは学者や論者などが中心になって『根拠が、どうのこうの』『このままだと、どうのこうの』みたいな語って信ぴょう性をつけるイメージがある。

この映画、不思議なことに
見事なまでに常人は信じないわ、狂人ばっかり正しいこと言うわでなんなら主人公も含め関係者、ほとんどは狂っててまるで"おサル"🐵🍌

頭の良い学者らは信じることもないどころか、気にもしないし目も向けない。
しかし狂った人こそ盲点だけど、

"一見、狂ってる人のようで正しい人"
"必死になると周りから狂人に見える"

場面が多くあるのがかなり滑稽だけどザワザワするというか不安になるというか(←何言ってるんだこいつ)とにかく 気づけ人類!ってなる(雑)

メタファーと伏線がめっちゃ隠されているのでもう1回見たいかも。

去年今年とウイルスによって振り回される意味ではタイムリーだけど、それでなくともいたるところに色んなメッセージがあって面白かったです✨


ちなみにこの映画で完全に狂い切ってるブラピの演技が特に素晴らしく👏ゴールデグローブも納得のクオリティです。
ホントにこういう人いそうだわ、そういった意味でブルースも含めて俳優ってスゴすぎる。
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