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≠ME THE MOVIE -約束の歌-
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目次

『≠ME THE MOVIE -約束の歌-』に投稿された感想・評価

Mcom
3.4
イコノイジョイミリしらなのに映画だけは皆勤賞しています。
今作は≠MEのデビューから本年のSSA公演までの軌跡を追った作品ということもあり、イコラブのドキュメンタリーと比べるとインタビュー要素が強い内容となっていました。
ライブ映像は3割程度くらい。
退場時、すすり泣く声もかなり聞こえていたことを見るに、ファンには感涙ものなんだと思います。
曲が良かったですね。本多友紀さん提供の曲あるんだ〜(オタクの顔つき)ってなってました。
ドルオタが長々と語ります。

映画内容について。
構成がめっちゃいい。
≠MEハマりたての自分がボロ泣きするぐらいには王道の作り方だった。
ノイミーを全く知らない人からしたら少しファン向けすぎるというか、
というのも(Twitterで見かけた感想を引用すると)『これはノイミーとファンの「約束」「目標」を再確認するための作品』であるから。

「約束」「目標」とは。
それは、この映画のキーともなっている「東京ドーム」。彼女らが結成時に掲げた夢が東京ドームでのライブだ。
6周年でSSAまでたどり着いた。
多くのアイドルが武道館を目指し夢叶わぬ中、1万人超収容可能なSSAでのライブを成功させるなんて、本当に凄いことだ。

中盤までは東京ドームでのライブが軽く実現可能であるような、そんなフワフワした雰囲気が映画からは漂ってきて、上辺だけ見せて終わってしまうのかとガッカリした。
しかし、終盤、「でもこの先本当に東京ドームに立てるのか?」「この先どうしていく?」ということを彼女ら、そしてファンに突きつけられた。
このタイミングで現実を見せつけ突き落としてくれたのはある種助かった。救われた。

SSAでの集客数は13000人。
東京ドームでライブを開催するためには最低でも45000人を集めなければいけない。

今まで東京ドームで単独ライブを行った日本の女性アイドルグループは、
Perfume、AKB48、BABYMETAL、乃木坂46、ももいろクローバーZ、欅坂46、日向坂46、櫻坂46、BiSH
公演予定はFRUITS ZIPPER
どのグループも(櫻坂は例外だが)世間での知名度が抜群だ。

先輩グループである=LOVEは、つい先日横浜スタジアムでのライブ開催が決定したばかりだ。キャパ32000人。
ノイミーより活動歴が長く、昨年から今年にかけて「絶対アイドル辞めないで」「とくべチュ、して」「超特急逃走中」等がバズり人気を高めたイコラブでやっとハマスタ。
ノイミーは今年「モブノデレラ」がブレイク。世間での知名度は以前より上がったとはいえ、まだまだ遠い。

女性アイドルグループは大半、卒業制度により25歳前後ともなるとグループからいなくなってしまう。
ノイミーの最年長は蟹沢萌子と谷崎早耶。26歳。いつ卒業してしまってもおかしくない。

現実的に考えると、なかなか厳しい状況であることは間違いない。
しかし私は、SSA規模から東京ドーム、更には国立競技場まで駆け上がったグループ(櫻坂46)を見てきた。可能性はゼロではない。
ファンはその可能性を信じて、ひたすら応援するのみだ。

映画で気になった点で言うと、意見があまりにもひとつに纏まりすぎているのが個人的には怖かった。
本当は違うこと思ってる子もいるんじゃないかなとつい勘ぐってしまった。
普段から彼女らを見てきたわけじゃないので戯言であるが。

インタビュー内容と絡めたライブ映像は、ライブドキュメンタリーものならではの楽しみだ。
「チョコレートメランコリー」「天使は何処へ」 で表現の幅を見せる。「天使は何処へ」は、私がノイミーを知るきっかけになった曲でもあるので感慨深い。
「まほろばアスタリスク」「ラストチャンス・ラストダンス」は盛り上がるなぁ。萌子コール貫通してて面白かった。「まほろばアスタリスク」の歌詞本当に好きなんですよね。「この恋はもう 大きくなれないけど 今だけ 大事にさせて あの子を好きな 君が好きだ 星屑に混ざって 想っている」とか特に。指原莉乃の、ノイミーには恋愛成就させないという気概を感じる。
「≠ME」の国歌斉唱初披露も観れた。
「君と僕の歌」が約束の歌だとは知らなかった。こんなもんドームでやったら涙が止まらない。

そしてエンドロールで流れる「モブノデレラ」。このパフォをCDTVで観て沼りました。公開当時の最新シングルであるから仕方ないのだが、シンデレラにはなれないという楽曲を、東京ドームを目指す映画のラストに流すのはなかなか酷…。
彼女らが未来の自分へ向けたメッセージも人それぞれで面白い。アイドルのこういうメッセージって良いよね。

映画館のでかいスクリーンと音響でノイミーのライブを観ることができて嬉しかった。
来年は必ずライブに行きます。というか来週のリリイベ行きます。

この映画を鑑賞中、何を求めて自分はライブに行ってるのかな~とか、アイドル文化って面白いな~とか考えてた。
アイドルは他ジャンルのアーティストと違い、上を目指す(例えば武道館に立つだの)という目標をアイドルとファンが明確に共有しているケースが多いように思える。
だからこそ、アイドルの成長譚により惹かれるのだろうか。
そこに卒業制度という有限性や、青春をアイドルに捧げるという一種の処女性が付与されることで、大きな文化となっているのか。

近年の推し活文化には心底うんざりする所があるので、このあたり探っていきたいな。
ひたすら日本のアイドルは処女売りだのパフォがゴミだの馬鹿にしといて(主に秋元康のせい)カワラボが出てきたらみんなそっちに行くし。深夜アニメ気持ち悪いとか言ってたくせに『鬼滅の刃』をきっかけに国民的文化としてまぎれもなく確立するし。
マイノリティ(といってもマジョリティの中の)を救ってくれたアイドルや深夜アニメがいつしかマジョリティに蹂躙されて居場所奪われた感覚で。
とはいえこんなのあまりにも捻くれすぎてるし他責思考で幼稚なので反省しています。
自分も無意識に同じことしてるだろうし。

難波優輝の『物語化批判の哲学』や朝井リョウの『イン・ザ・メガチャーチ』に推し活文化やファンダム文化の批判があるらしいので読みます。


1回目 2025.09/16 T・ジョイ梅田
一度こういう類い観賞したく観賞しました。

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