PaoloSorrentino

運命の女のPaoloSorrentinoのレビュー・感想・評価

運命の女(2002年製作の映画)
3.3
オープニングの強風の演出が素晴らしい
性描写で、小刻みな震えを撮るのは流石
スノードームの使い方が無理があるけどオシャレ

ラストの演出は監督のセンスの良さが味わえて痺れる

映画の良し悪しをストーリーで判断する人が多いため、最も過小評価されている監督の一人

この監督が撮るのは男女の危うい関係性だけで、ストーリーだけみればありきたりな陳腐なものだが、映画は映像表現である以上、本来、ストーリーなんて何でもよくて、その監督にしか撮れない映像表現になっていれば、それで十分

オシャレでスタイリッシュな映像を味わえば良いだけで、映画の観方が少ない人たちに教えたくなる
PaoloSorrentino

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