イギリス時代のヒッチコックはこの作品からどんどん面白くなっていて、忘れた頃に時々観ている(笑)
偶々知り合った女性が殺され、彼女の遺した言葉を手掛かりに機密情報が国外に持ち出されるのを阻止するため奔走する男。
スパイ組織からも警察からも追われるお決まりパターンだけど80年以上昔でも華やかなロンドンと、夜には明かりひとつ見えないスコットランドの田舎の暮らしぶりの対比が興味深い。
90分に満たない時間の中で場面がトントンと展開して最後はサクッと纏まる。
聖書に命を救われるっていうのも神の為せる技?
機密情報を持ち出す方法も時代によって様々だと思うが、こんな風に持ち出すのか…と思うと「お疲れ様‼︎」って感じです。