1990年のラブストーリー映画と言えば、
(プリティウーマン)だったり、
(ゴースト)だったりするかもしれないけど、
(あの2人、どうなったろ?)と
不思議といつまでも心に残っているのが、
(グリーン・カード)の2人だ。
いい映画だなって思った。
いいラブストーリー観たなって思った。
視線、呼吸、間、距離感、
やっぱりいいラブストーリーだなって。
僕以外にもそう思った人がいたみたいで、
翌年のゴールデングローブ賞の
ミュージカル・コメディ部門では、
(プリティウーマン)も(ゴースト)も
(ホーム・アローン)も破って、作品賞に
輝いた。それらの大ヒット作、話題作を
破っての受賞。
(恋はデジャヴ)のアンディ・マクダウェルと、
同じ年に(シラノ・ド・ベルジュラック)で
オスカー候補にもなったジェラール・
ドパルデュー共演。
2人とも本当に素晴らしかった。
監督は、ピーターウィアー。
この作品の前の年に、(いまを生きる)を
撮っていて、この後には(トゥルーマン・
ショー)を撮っている。
(刑事ジョンブック)も(マスター・
アンド・コマンドー)も撮っている。
当時、映画館で鑑賞。
この頃のピーター・ウィアーは、そりゃ
(新作は観なきゃ)って監督だった。
アホみたく映画ばかり観ていた頃なのに、
はるか昔の記憶なのに、それでも、
鮮明に思い出せる。いい映画だった。