面白かった。楽しかった。
まず、絵が面白いんですよ。
もう、スクリーンの隅々まで面白い。
それぞれの場面の絵も面白い。
たくさんイースターエッグが
隠されているんだろうなぁと。
たくさん（らしさ）が詰まった
絵になっているんだろうなぁと。
カメラワークとか画角とかね。
僕、ほとんど母子家庭で育って、
1人で僕らを育てた母親相手にゲーム
買ってくれなんて言えなくて、マリオ
遊んだことないんですよ、子供の頃。
マリオ遊んだのって、子供出来てから
なので、懐かしいもないし思い入れも
なかったんです。
それでも、充分面白かった。
横スクロール。難易度高めの土管。
試練の数々。ドンキーコング。
場面場面、聞いたことことのある
BGM。軽快な音色。ワクワクする。
もう少し、マリオの家族の話が
あったら、良かったかと思うけど。
映画館。2列斜め前に息子と息子の
友達が座っている。全員で6人。
垣間見れる息子の横顔は楽しそうだ。
２日前に息子たちの席の予約を取った。
『お父さんは観ないでくれ』と息子は
言う。僕にはいてもらいたくないらしい。
わかる。理解できる。わかったと僕は言う。
二次元コードをピッとやるために行く。
入り口でみんなを見送った。
僕が観ない訳がない。舐めるな息子。
映画好きのお父ちゃんが、観ない訳は
ないんだよ。みんなを見送った後、別で
予約した僕分も用意して、予告編が終わる
頃に入場する。2列斜め後ろ。リュックに
入れてあった帽子を深くかぶる。
本編が終わる時も、普段は最後まで観る
エンドクレジットを観ないで外に出て、
（そこらへんをプラプラしてましたよ）の
ていで、出てきた息子たちを出迎え、
気をつけて帰るんだよ、と見送る。
恒例の（息子と観た作品のパンフレット）
を買うかどうかは一瞬考えるが、
『一緒に観たよな。』とひとりごちる。
息子は、友達と一緒にいる時間が
増えてきた。来年、中学生だ。
まぁ、当たり前だけどやはり寂しい。
別で家に帰ってきた息子に
『おっ、映画どうだった？』と聞く、
『面白かった。』と息子は言う。
『そっか、良かったな。』と僕。
そして、その後、ゆっくり
今日のことをネタバラシする。
あっ、ガーディアンズのレビュー、
書き直しましたー。
