yukihiro084さんの映画レビュー・感想・評価

yukihiro084

yukihiro084

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ良かったです。
もう、オープニングクレジットから、
もう、ピアノの旋律から
『あぁ、これ好きだなぁ〜』と思って。

今、凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』
の続編の『星を編む』を読み終える。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

息子は、ほんの6年前まで
『リメンバー・ミー』で号泣していた。
人の死を想像すると逃げたくなるくらい
恐怖を覚えるらしい。

横の息子は、山盛りのポップコーンを
ばくばく食べながら、『あっ、死んだ。』
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アウトフィット(2022年製作の映画)

4.0

(イミテーション・ゲーム)の脚本家
グレアム・ムーアの監督作で、
主演はマーク・ライランスって、
もうそれ絶対面白いじゃんね。
間違いないじゃんね。

で、めちゃくちゃ面白かった。

マーク・ライラン
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.0

NYAD

ナイアドと読む。
字面だけ見るとニューヨークの広告代理店
みたいだけど、アメリカの長距離水泳選手だ。

ダイアナ・ナイアド。
60歳を過ぎて、彼女が目指したのは、
キューバからフロリダまで
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.3

顔の輪郭。鼻の形。明るい性格。
よく笑う。そしてよく泣く。
妻と息子はよく似ている。
僕は妻と息子が羨ましい。

息子は今作を既に友達と観ている
(僕は行けなかった。前みたく
こっそり潜入出来なかった
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.8

すごく良かったです。すごく。
最高でした。

息子は今も僕が即興で作った(お話)を
寝る前に聴きたがる。元ネタには困らない。
夕べから(息子がいろんな時代にタイム
トラベルして歴史的イベントに立ち会う
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.8

旧友って響き、いいよね。
友の話と、友の話と、友の話。
妻の話も、(息子)の話もある。
家族の話も。あと犬の話も(あぁ、犬)
その全てが尊い。全ての想いが尊い。

素晴らしかったです。
見事でした。
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

もう世界観の話よね。
(ジョンウィック4)も観たけど、
イーサン・ハントの世界があって、
ジョン・ウィックの世界がある。
僕らの生きている世界線にない
世界なんだと思う。イーサン・ハントが
やっている
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

2008年に父が逝った。もう15年。
父がどんな声をしていたか思い出せない。
顔も、最近はぼんやりとした印象になって
きている。元々一緒にいた時間も思い出も
写真も少ない父親だったので、記憶は
どんど
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

続編のニュースを聞き、再鑑賞。
懐かしい。18年前か。

もう、ピーター・ストーメアと
ティルダ・スウィントンの
ハマり役っぷりと言ったら!
素晴らしい。登場した時『おぉ、
ナイス!』と手を叩きたくな
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

言うことないです。
気持ち的には10万点あげても
いいくらいです。

観た後の感覚は(マッドマックス 
怒りのデスロード)の時に近い。
それは圧倒的で、唯一無二な感じで、
とてつもないモノを観た感覚で
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.3

面白かった。楽しかった。

まず、絵が面白いんですよ。
もう、スクリーンの隅々まで面白い。
それぞれの場面の絵も面白い。
たくさんイースターエッグが
隠されているんだろうなぁと。
たくさん(らしさ)が
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

好きで(一匹狼)なんかじゃない。
好きで(怒りっぽい)んじゃない。
好きで(お調子者)なんかじゃない。
好きで(毒舌)なんかじゃない。

理由があるからに決まってるじゃないか。

加筆しました。

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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

4.0

『クラッシュに指名されるなんて
期待しない方がいいよ。けっこうな
確率だから。』と僕は言う。
『そうだよね。』と息子もたいして
期待していない感じで答える。
8年ぶりのディズニーシー。と言っても
前回
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.3

怒りで泣きそうになる。
嫌悪感で震えてくる。

ジョディ・フォスターの(告発の行方)の
ようなその行為をダイレクトに描く描写は
出てこない。そもそもワインスタイン役が
まともに出てこない。だが、映画全
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シルバラード(1985年製作の映画)

3.8

なんか、いい。ずっと、いい。
なんか、ずっと見ていられる。

4人のガンマン。西部劇。
寡黙なガンマンにスコット・グレン。
スコット・グレンがたまに見せる
笑顔にやられる。そんなスコット・
グレンが、
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Q&A(1990年製作の映画)

3.8

この作品の肝は、ラスト近くにあると
思うのね。ナンシーのトコじゃないよ
(むしろナンシーの、ストーリー的に
必要だったか?)その前のね。
ラストのあのやりとりを見せたいがため
の、2時間だったんじゃな
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フェイス(1997年製作の映画)

3.8

フェイス。ロバート・カーライル。
確か98年くらい。東京国際映画祭の
チケット買って渋谷まで。
フル・モンティを観て、ロバート・
カーライルを好きになって。

先日見た(キャッシュトラック)で
『あぁ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.3

ずっと観たかった映画。
いや、ずっと観たかった物語。
世代なんでね。やっぱり。

日比谷。夜の回。混んでた。観客が
若かったような気がする。普段映画館に
来ないような人多かった気がする。
スニーカー好
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

今ではすっかり見なくなった1.33 : 1の
アスペクト比のスタンダードサイズの
作品に驚く。1950年代を意識したのか、
オリジナル版へのオマージュか、その
こじんまりとした四角が、市井の人の、
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マークスマン(2021年製作の映画)

3.5

気軽にジェイソン・ステイサム兄貴でも
観るかって思って、じゃない方だった。
じゃ、ここはリーアム・ニーソン兄貴
だなって思って観たら、じゃない方だった。

オマエもかーい!
なんなん? いや、マジで。
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

この間ほら、スナッチ観たので、
スティサム観るかーと。気軽に。。。


すげー死ぬじゃん!すげー死ぬじゃん!
昔のサンライズのロボットものアニメ
くらい死ぬじゃん!

構成。4つの章。その章のタイトル
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.8

不思議な余韻。不思議な作品。
ちょっとあまり、観たことのない
タイプの作品だった。

ドキュメンタリーを見ているみたい。
ドキュメンタリーと言っても、映画の
感じじゃなくて、もっと身近なテレビの
ドキ
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.3

久しぶりのスナッチ。
面白かったです。面白かった。
なるほど、4回目ともなると
筋を追わなくていいので、楽だな。

ブラピが相手を一発でのしてしまうトコ、
毎回笑う。笑えるなぁ、毎回。
次から次に出て
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.3

クリス・コロンバスっぽいなーと思ったら、
クリス・コロンバス作品だった。
そっかそっか、そうだったそうだった、
何で、そう思ったんんだろう?
全体にハートウォーミングなんだけど、
子供たちの描き方がい
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

4.3

すごく良かったです。
実は今作をよく知らなくて。

なんとなくタイトル知ってるくらいで、
ジャケットいい感じだし、主演の俳優も
知らなくて、軽い気持ちで見始めました
けど感動しました。いい映画でしたね
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

水墨画というモノトーンの色のない世界に
出会った青年は、生きることを放棄した
ように生きてきて、それまで避け続けて
いた(いのち)と向き合うことになる。

目の前にあるのは、ただの真っ白な画仙紙。
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

4.0

映画館鑑賞や配信もあるが、僕はちょく
ちょく近所のレンタルビデオ店に行く。
レンタルビデオ店通いは店舗が変わって
も途切れたことはない。妻には
『なんで?』と言われる。WOWOWや
Netflixがあ
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

ずっと観たかったので、時間を作って
シャンテへ。いい感じの混み具合。

真っ直ぐ、素直な作品だと思う。
シリアスドラマと言うより、しっかり
コメディで、絵本や小学校の教科書に
載ってそうな正直さのある
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ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

4.3

毎日、息子の元気さなのか、エネルギー
なのか、陽気さなのか、まぁとにかく
圧倒されている。

親になって、父になって、映画を観ると、
どうしても、父親側で映画を見てしまう。
クレイマークレイマー、遠い
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フェイク(1997年製作の映画)

4.8

手のひらのネックレスへのキス。
一度閉めた引き出しを、思い直して
少しだけ中が見えるよう開ける。
きっといつもより強めの妻へのキス。
その変化を敏感に感じ取り、驚きの
表情を浮かべる妻。そして、伝言。
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.8

冒頭の軍服までのシークエンスが、
もう凄かったね。一気に引き込まれて、
一気に絶望へ突き落とされて、容赦なく、
残酷で、救いもなくって。一気に持って
かれたね。気持ちや痛みを。

その後の少年たちの無
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.0

昨日、息子と(ライオン・キング)の
舞台を観てきた。息子の感情表現や
楽しみ方は驚くほど真っ直ぐ素直だ。
ノリノリのシーンでは、息子もノリノリ
で身体を目一杯使ってリズムを取ったり、
感動するシーンで
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ターナー&フーチ/すてきな相棒(1989年製作の映画)

3.5

80年代のトム・ハンクスのキャラは
誰かを呼ぶ時、無駄に声が大きい。
『デカいよ、声!!』もうそれだけで
笑けてくる。あとトム・ハンクスと
言えば身体の動かし方。なんかもう、
生身の人間と言うよりカー
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.0

トルナトーレ監督作品と聞くと、
(郷愁)と言う言葉が出てくる。

二度と来ない日々。輝いていた日々。
希望に満ち溢れていた日々。
見るもの全てが光り輝いていた日々。

時に、映画の世界の煌めきや
映画
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かったです。
めちゃくちゃ感動しました。
僕、家族の話に弱いんですよ。

息子が『友達と尊敬する人の話に
なったんだよ。』と僕に言う。
『誰よ?』と僕が聞くと、
『〇〇君』と息子が大好
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