
祖父の泰助が住む街という無難な理由で、地域おこし協力隊制度を利用し、東京からつがる市に I ターン移住した三上ゆき。就職先の市役所で観光・ブランド戦略課に配属された彼女は、市の魅力を全国に発信するため、慣れない業務に苦戦しながらも、祖父との日々のやりとりに癒されながら乗り越えていく。やがて怒涛の 1 年が過ぎ、淡い恋心を抱いていた同僚から東京でのビジネスを持ちかけられ、心が揺れるゆき。そんなある夜、ゆきは、これまで多くを語ろうとしてこなかった泰助が 40 年間秘めてきた事実を聞く。そこには青森に住み続けた泰助の知られざる絆の物語があった―――。
⽯川未知⼦(⼭⽥真歩)は、富⼭県砺波市で暮らす専業主婦。⼈⽣で⼀度も働いたことがなかったが、反抗期の娘から投げられた⾔葉がきっかけで 「⾃分の庭」である近所のスーパーでアルバイトを始める。…
>>続きを読む岐⾩県関市。市役所の観光課に務める⼭⽥⼀郎はある⽇、市⻑から〝ご当地映画〟の製作を命じられる。しかしどこにでもある〝凡庸なご当地映画〟に疑念を持った⼭⽥は、かねてからの夢だった〈怪獣映画〉…
>>続きを読む春ーーー。新任栄養⼠の野々村菜々は、退任するベテラン栄養⼠の⽴⼭から給⾷のイロハを引き継ぐ。予算の問題や⼦どものアレルギーの問題・宗教上の問題、様々な問題に対処しながら、⼦どもたちに“美味…
>>続きを読む愛媛県宇和島市。小説家デビューを果たすものの2作目の小説が書けない主人公の赤松雀(武田梨奈)は、地元に戻り図書館の自転車課(自転車で図書を運ぶ)で働き始める。共に働くのは元ロードレーサーの…
>>続きを読む職場で上司に人間性を否定され、会社を辞めて10年ぶりに田舎に戻った光臣(古川雄輝)は、近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星涼)と出会う。大和のことを「馴れ馴れしくてウザ…
>>続きを読む鷺坂冬子(由紀さおり)、63歳。誰にも作れないと言われた、世界初の青いバラ「ブルー・ヘブン」の生みの親として、園芸家としてはちょっとだけ有名だけれど、今は孫や家族に囲まれて暮らす普通のおば…
>>続きを読む鈴木大洋(17)は、フグとタコで有名な愛知県の離島・日間賀島に住む高校三年生。幼少期から「4 代目」と呼ばれて育ち、中学生まではそのことに何の疑問も持たなかったが、島外の高校で友人と交わる…
>>続きを読む出版社で働く志織。仕事よりもファッションや小説の執筆に生きがいを感じている。編集長から金沢のチョコレートや和洋菓子×アートをテーマに雑誌の特集記事を書いてくれと頼まれ、「チョコレート×アー…
>>続きを読む©つがる市フィルムコミッション