あの「ダイ・ハード ラストデイ」で悪名を轟かせるジョン・ムーアの過去作で「飛べフェニックス」のリメイクとのこと。
まあまあ面白かったです。脚本はもうちょっと練り込めたろうとは思いますが、遭難もので紆余曲折ありながら一致団結していく定番といえば定番の作り。
ただ、こういう遭難ものでありがちな身内でのゴタゴタでチームが崩れていく描写は結構少ないんですよね。や、まったくないとは言いませんし、むしろちょいちょい小競り合いは生じるんですが、そればっかりということではない。
ではどうやって観客を訴求するかというと、外部からの問題なんですな。
それはヒューマンエネミーだったり自然災害だったりするわけですが、そういった設定された状況以外の外部からの問題が小刻みに発生していく。なんか取ってつけたような感じも否めないっちゃ否めないんですけど、ラストの太陽とフェニックスでオーケーです。