英国ロイヤルバレエ&オペラ in シネマ「ウルフ・ワークス」観てきた。ウェイン・マクレガーがヴァージニア・ウルフの文学を元に2015年に初演した作品の4度目再演。今年2月の収録映像。ダンサーの作品の理解度がより深まったこともあり、物語の光が別の面へ当たってより人物達の表現がクリアになり、より胸に迫る感覚だった。マクレガーは天才、21世紀の大傑作のひとつだと改めて。 初演のフェリによるウルフは、繊細さと理知的さの中に憂いがあって、それもヴァージニア・ウルフという作家の一面ではあったけど、今回のオシポワのウルフは、常識や枠に捕らわれず自由奔放、という彼女の別の一面を見せた。様々なキャストが演ることによってその世界がより深まっていく、ということを実感した。また、初演でエドワード・ワトソンが演ったセプティマスも、彼以外に出来ない役なのではないかと思っていたけど、サンベのセプティマスも凄まじく。