切り裂きジャックを追うアバーライン警部(ジョニーデップ)。
狙われるのはニコル組の娼婦達。
被害者は性器を切り取られたり内臓をえぐり出されたりと、犯行の手口は残忍で、だんだんとエスカレートしていく。
グロいシーンは好みの分かれるところとは思うけど、個人的にはなかなかなスパイスが効いていて悪くないと感じた。
独特な映像や主人公のアバーライン警部をアヘン中毒にして、その幻覚を頼りに捜査を行うといった設定や演出は面白い。
狙われている娼婦のひとりのメアリー(ヘザーグラハム)とのラブロマンスは、あってもなくてもどっちでもいい添え物程度の挿話。
さして難解なストーリーとは思えないのになぜか頭に入ってこない。
これは一体何故なのだろう…。
致命的な何かを見落としているのだろうか?
ちょっとよくわからない。