このレビューはネタバレを含みます
基本的に家族のために！って団結する野原一家だけど、今回は夕ご飯の焼肉のために団結してた。焼肉のために何事も頑張ってるの見て、いいなあって思った。
最初の鍵となった会話、今見返してみたら本当にしんちゃんがすかしっぺしてて笑った（笑）
ラスボスとの決戦(?)のシーンがかなり好き。クレしんって決戦のシーン基本めっちゃ短いよね。ダレなくて良いと思う。
みんなニワトリになったり猫になったり美少女になったり、ぶりぶりざえもんがひしめきあう世界、良すぎでしょ。そうなりたいよ。
そのあと迫真の「オラうんちしたくなってきちゃった。」でまた笑った。
ヒッチハイクのシーンもめちゃくちゃ面白かったし、ドライバーの男がひろしをずっと見てて事故りかけるシーン、本当に面白すぎて何度も見た。そうだよね…常識とかに囚われずに人を愛すってのは、素敵なことだよね…(洗脳)
運命って考え方あんまり好きじゃないんだけど、初対面であんだけひろしのために動けるのなら、運命って考え方も悪くないなって思った。でも、最後しんちゃんがあの機械で全部無かったことにして、エンディングでひろしがその人を見かけて一瞬気に留めるけど、っていうシーンが切なくて切なくて…きっとあの時、ドライバーの男がひろしをみたらまた恋に落ちてたんだろうな。
まさおくんはしんちゃんを裏切ったけど、しんちゃんは友達を思い出した時、とりあえずまさおくんの家に行ったんだよね。その後改心した？まさおくんが、ジェットコースターの連結を外し敬礼しながら突っ込んでったのかっこよかった。(自己犠牲をあまりかっこいいと思いたくはないんだが…)
ラスボスの手下３人衆がかなり良かった。敵なのに自分が認めた相手には水筒の水をあげたり(嫌がられてたけど)、潔く負けを認めたり、その男に恋してる気の強い女だったり、陽気でクレしん映画によく出てくるタイプの男がいたり。
ラスボスは結構嫌いだな、と思ってたけど「大好きな街に見捨てられた(と思い込んでる)」のは少しかわいそうだと感じた。
てか当時はベーパン(ベージュパンツ)がサーファーの男に恋してるの分からなかったな…それに対して家族写真を見せるのも良すぎる…漢すぎる。高感度ダダ上がり。
妄想というか、空想で焼肉を食べるシーンもめっちゃ好きなんだよね。あそこ嫌いな人いないか。作画も声も音も全部美味しそうなんだよね〜〜焼肉食べたくなってきた。
あとはしんちゃんが最後、機械を使って全部無かったことにするシーンがめっちゃ好き。「おバカな作戦はもう終わり。」っていう言い方が優しくて、熱海の街を見下ろす構図が良くて。
初めて熱海行った時、「こ、ここだ〜〜〜！！！！」ってなったのを忘れない。また見たいてかまた見ると思う。
