広島カップ

ハスラーの広島カップのレビュー・感想・評価

ハスラー(1961年製作の映画)
4.2
ビリヤード台の上の球をハスの方向から見つめるハスラー。
「斜(ハス)に構える」というと物事を正面から見ないという意味ですが、本作のハスラーも若さにかまけて世の中をなめてかかっている男で、俺が一番強いんだと自惚れているヤツ。

斜に構えた疾風のエディ※が堪らなくカッコいい。
ビリヤードの王者のミネソタのデブ(ジャッキー・グリースン)に大勝負を挑み己の足りなさを思い知らされる彼ですが、鼻っ柱をヘシ折られて男は成長して行くものです。
台上の球を斜めに見つめてキューを構える若さ溢れるポール・ニューマンが格好良すぎます。

※疾風のようにあっという間に球を全部沈めてしまうから
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