牛猫

二十日鼠と人間の牛猫のレビュー・感想・評価

二十日鼠と人間(1992年製作の映画)
3.9
大柄ながら子供並みの知能しか持たない男と、小柄ながら賢い男が自分たちの農場を持つことを夢見る話。

レニーはジョージがいないと生きてこれなかっただろうけど、ジョージもまたレニーの存在が生きる糧になっていたんだろうと思った。
厳しい環境のなかでも、夢の話をしているときの2人の表情は輝いていて印象的。
途中の老人と老犬のエピソードや、レニーがねずみや子犬を殺してしまったことで、オチがなんとなく予想できてしまうけど、その通りにならないでほしいと思いながら見てた。

時代が違えばもっと生きやすい世の中だったかもしれないと思うと、ただただやるせなくなった。

ゲイリーシニーズの表情で魅せる演技が素晴らしい。
牛猫

牛猫