牛猫さんの映画レビュー・感想・評価

牛猫

牛猫

思い出たち(2020年製作の映画)

2.9

アルジェリア戦争をテーマにした映画を作るために、主人公が戦争経験者の祖父に取材を試みる話。

映画そのもののタッチは粗めなのに、戦争を描いた映画の中の映画のタッチはカートゥンネットワークみたいなコミカ
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音楽家(2020年製作の映画)

2.8

モンゴル支配下のペルシャ帝国にて、恋人と引き裂かれた音楽家の姿を描いた話。

救いのない「バーフバリ」って感じ。

チンギスハンって歴史の教科書の最初の方に出てくるモンゴルの皇帝ってイメージしかなかっ
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岸辺(2020年製作の映画)

2.6

小さな島に嵐が来る様を描いた話。

フランスの港町が舞台なのかな。

版画のようなタッチで郷愁にあふれた温かみのあるアニメーションだった。
鳥の動きがすごく滑らかで、こだわりを感じた。

風や雨や波の
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宇宙の恋(2019年製作の映画)

2.7

宇宙に取り残された男が、同じく彗星に取り残された仲間と合流しようと奮闘する話。

先に銛がついたワイヤーを伸ばして宇宙ゴミを取って、それを身体に取り込んで生命を維持しているという設定が面白い。環境問題
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リッチーとの一日(2012年製作の映画)

3.4

自殺を図ろうとしていた男が姪っ子の面倒をみることになり考え直す話。

血塗れの浴槽から始まる冒頭からインパクト絶大で掴みは良い感じ。浴室が赤ければ電話も真っ赤。現代に似つかわしくないダイヤル式のデザイ
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ハロー、アゲイン(2014年製作の映画)

3.8

母親の葬儀の翌日、一人で墓参りに出向いた青年が、隣で墓参りをしていた女性と知り合う話。

喪服の着こなしがかなりラフなのはイギリス流なのだろうか。ロックな感じでイカしてたけど、車は右ハンドルだった。
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ミスター・ガスパッチョ(2016年製作の映画)

3.7

自分にしか見えない鞄の中の友達ミスターガスパッチョの力を借りて片想いの相手にアプローチする女の子を描いた話。

最初はただ引っ込み思案な女の子だと思っていたけど、ラストシーンでそれまでの違和感の意味が
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見下ろすとそこに(2018年製作の映画)

3.0

集合住宅に暮らす夫婦が、夜中に階下から聞こえてきた叫び声に惑わされる話。

定点カメラから向かいの建物を映したような構図で進行するのが斬新。カメラがそこから動かないので階下の様子が音でしか知り得ないの
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに再会した7人の男女が、思いつきで始まったスマホの中身を曝け出すゲームによって思わぬ事態に陥る話。

イタリアのオリジナル版は未観賞。

あらすじからなんとなく舞台映えしそうな脚本だと思ってい
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

輝かしい未来を歩もうとしていた女性が、ある出来事を契機に思わぬ事態に直面する話。

よくある復讐ものかと思いきや、引き付け方と演出が巧みでみるみる引き込まれた。
そして久しぶりに見たキャリーマリガンが
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.6

麻薬捜査官たちが捜査のためにフライドチキン店の従業員を装う話。

ホシを挙げようと雀荘に潜入する最初の掴みから引き込まれた。5人それぞれのキャラクター紹介が鮮やかで笑える。
昼はチキン屋、夜は麻薬捜査
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(2016年製作の映画)

3.5

たった1人で宇宙を漂流していた宇宙飛行士が、同じ境遇の宇宙飛行士と出会い、2人で故郷である地球を目指す話。

子どもの頃、夜寝る前に宇宙の終わりはどうなっているんだろうとか、どうやって地球が生まれたん
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1970年代のアメリカを震撼させた殺人鬼テッド・バンディの素顔を描いた話。

実在の人物ということだけど、初めて聞いた。シリアルキラーという言葉が出来るきっかけになった人らしい。
ディズニーチャンネル
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

超人的な身体能力と、類いまれな美貌を持つアベンジャーズのヒロイン「ブラックウィドウ」の秘密を紐解く話。

ストーリーは正直かなりベタ。本物の家族を超えた擬似家族の絆。それでもパワー系で少し抜けてる父ち
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.7

昏睡状態に陥った元恋人の両親との衝突を経て心を通わせるさまを描いた話。

副題がこの上なく邪魔。

主演を務めたクメイルナンジアニの半自伝的な作品らしい。
ヒューグラント風の卒アル写真や「ビートルジュ
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.4

50年代アメリカを舞台に、暴力的な継父の下、苦しみながらも成長していく少年の姿を描いた話。

コンクリートっていう地名があるというのが目から鱗だった。典型的な保守派の基盤となる南部の町という様相。雄大
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.4

ナチスドイツの捕虜収容所を舞台に、ソ連の捕虜兵たちがナチスに抵抗する姿を描いた話。

戦車の戦闘描写は見応えあったけど、ドイツ軍が間抜けに描かれすぎてる。整備や準備を自分たちだけでやらせてしまったり、
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Coo 遠い海から来たクー(1993年製作の映画)

2.6

南の島で父親と暮らす少年と、そこで偶然見つけた首長竜の子どもの一夏の出会いと別れを描いた話。

今となっては古臭いキャラデザや少し粗めの作画も味わい深い。南国に海に魚や動物たち。見ているだけで涼しくな
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

19世紀アメリカの孤島を舞台に、嵐の影響で島に取り残された二人の灯台守の運命をモノクロ映像で描いた話。

外部から隔絶された環境で粗悪で不衛生な小屋に閉じ込められて4週間も過ごさなければいけないって拷
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ビックシティ(2016年製作の映画)

3.0

都会に馴染めない孤独なタクシー運転手と客として乗ってきた酔っ払いの男の束の間の交流を描いた話。

程よく都会で程よく街が煌めいていて、メルボルンの夜の街の雰囲気が良い。
欧米が舞台の映画で右ハンドルな
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百万粒の涙(2015年製作の映画)

3.5

カフェで出会った初老の男性とバックパッカーの若い女性の不思議な旅を描いた話。

この2人が何者なのか、旅の目的は何なのか。ラストで明かされる真実が重くのしかかる。わずか20分程の短い時間の中で伏線の張
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

2.0

コミュニケーションが苦手な少年と、容姿にコンプレックスを持つ少女の一夏の出会いを描いた話。

試写会にて。

夏っぽい爽やかなアニメが見られるかと思いきや、日本のアニメならではの寒くて不自然なセリフや
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.4

追われる身となったジョンが、迫りくる暗殺集団との戦いに挑む話。

正直組織がどうとか、ホテルがどうとか、細かい設定や人物の関係性は忘れてしまっていたけど、全然問題なく楽しめた。

必ずどこかにタトゥー
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.6

キリストの聖杯を探したまま行方不明になった父を追ってベニスに飛んだインディが、聖杯を巡る攻防に巻き込まれる話。

相変わらず冒頭のアクションが楽しい。リバーフェニックスが扮する若き日のインディの活躍が
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.8

伝説の秘宝を探し求める邪教集団の陰謀を知ったインディが敵に立ち向かう話。

舞台は前作の一年前。前作とは打って変わってオリエンタル調の華やかなショーから始まって期待が膨らむ。そこからの流れるようなアク
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.2

神秘的な力を宿しているという聖櫃をめぐって、ナチスと対決する考古学者インディアナ・ジョーンズの冒険を描いた話。

ディズニーシーのアトラクションのイメージが強かったせいか、意外と冒険のシーンが少なくて
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祖父とのお別れ(2015年製作の映画)

3.7

祖父の遺灰を巻く場所をめぐって兄弟と祖母が揉める話。

事が事だけにおざなりにできないのは分かるけど、ヒステリックな兄弟喧嘩が続く展開にげんなりした。おじいちゃんへの思い入れが強いのは分かるけど、その
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鳥(仮)(2016年製作の映画)

3.5

浮気相手といるところを彼女に踏み込まれた男が事態を打破するために鳥になる話。

深田晃司監督によるショートフィルム。
いきなり浮気を問い詰められているところから始まり、どうなることかと思いきやまさかそ
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

2.6

エイプリルフールを舞台に、人々が軽い気持ちで放った小さなうそが大きな騒動を引き起こしていく話。

名のある俳優がたくさん出ていてお祭り映画って感じ。子役時代の浜辺美波が揃った前髪が芋っぽくて良い。
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

叱られてばかりの毎日に嫌気がさしたピーターが、亡き父の悪友だと名乗るうさぎと出会い都会で生き抜く術を学ぶ話。

相変わらずピーター達の動きや表情のCGが凄まじい。人間パートが冗長に感じてしまうほど動物
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ザ・ファン(1996年製作の映画)

2.4

野球選手の熱狂的なファンが、選手の息子を誘拐しホームランを打つよう脅迫する話。

題材やあらすじはつまらなそうだけど、豪華なキャストとデニーロの怪演のおかげでまあまあ見られる出来になっていた。

最初
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

劇的な出会いを夢見ていた冴えない会社が、ボクシングのタイトルマッチをきっかけに変わっていく話。

三浦春馬と多部未華子のラブストーリーかと思いきや、1人のボクサーとその周辺の人たちの群像劇だった。
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ヘヴン(2002年製作の映画)

3.4

誤爆テロをやってしまった女教師と、刑務官の青年の運命的な逃避行を描いた話。

ジョバンニリビシの憂いげな瞳が印象的。ケイトブランシェットとは「ギフト」以来の共演だったけど、逆転したような関係性が楽しめ
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

2.2

パトカーを見付け面白半分に運転した2人の家出少年たちが、車の持ち主の保安官から執拗に追い回される恐怖を描いた話。

トムホランド版スパイダーマンシリーズの監督が駆け出しの頃に手がけたクライムサスペンス
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アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

3.1

1930年代のイギリスのエリート校を舞台に、同性愛や共産主義にのめり込んでいく学生たちを耽美的に描いた話。

ファシズムが台頭しようかという世情に加えて、エリート校特有の規則の厳しさや派閥争いの醜さと
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競争(2014年製作の映画)

3.4

ジョギングをしていた元社長のもとにかつて自分が解雇した元従業員が現れ、ある勝負を持ちかける話。

騙し騙されの復讐劇のようであり、救いの話でもあった。元従業員は普通に嫌な奴だったけど、結果的に元社長は
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