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黒騎士のmichiのレビュー・感想・評価

黒騎士(1952年製作の映画)
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主演の方が苦手なのですが、そんなこと忘れるくらいジョーン・フォンテーンとエリザベス・テイラーがものすごく綺麗です。後光が差しているように見えました。
ミクロス・ローザが音楽を担当した歴史もので、今回は中世イギリス。『クォ・ヴァディス』で歴史ものに成功した後で、さらにローザ自身が原作ファンだったこともあり、かなり力を入れて研究しながら作ってらしい。いつもどおり華やかで気持ちいいテーマに、聴覚からテンションが上がるような戦闘の音楽などなど、楽しかったです。

ただ、ストーリーは特におもしろくなかった。あまり馴染みのない時代の話だからかな。何度も何度も映画・ドラマ化されたりしているから名作ストーリーなんだろうけれど、戦いのシーンが長いし、アイヴァンホーとレベッカの関係、ロウィーナとレベッカの関係の描き方が中途半端で…すっきりしませんでした。
最後は、ちょっと予想外な方向でアッサリ終わってしまった。

敵軍の持ってる盾がみんな違う模様でおしゃれです。
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