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モンキー・ビジネスのmichiのレビュー・感想・評価

モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)
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博士が若返りの薬を作り、アクシデントからその薬を大量に摂取してしまう話。図らずも飲み過ぎたら思ったより退行しちゃった!っていうトラブルの連続で、ギャグセンスに満ち溢れていて相当笑いました。
よくこんな話思いつくなー。
そして薬を飲んだ面々を演じたみなさんの演技がおもしろい!特にケイリー・グラントとジンジャー・ロジャースは、見た目が中年のまますっかり若返りすぎたぶっ壊れ夫妻になりきってて楽しい世界観を作っていました。
そう、ここで言う「若返り」って、所詮内面だけが若くなること。なんだかんだを経て、薬なんかなくても愛するあなたがいれば若くいられる…みたいな真理に辿り着くのも、うまくまとめたなーと気持ちよかった。
薬を飲んでしまうきっかけを作ったチンパンジーの演技も上手!

パッケージのマリリンモンローは、秘書の役でかわいらしくも、あくまでも脇役です。安易なサムネ詐欺、品がないなぁ…。

タイトルの”monkey business”はごまかし、いんちき、いたずら、などを意味するスラングらしいです。
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