michi

ハワーズ・エンドのmichiのレビュー・感想・評価

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)
-
このチームの映画が大好きなので、とても楽しみにしていた作品でした。
イギリスの風景、中産階級の人々を独特の世界観で描いていて、雰囲気は期待どおり!しかしストーリーはドロドロドロドロ…『モーリス』も『眺めのいい部屋』も映画を観たらEMフォースターの小説を読まずにはいられませんでしたが、これはちょっと迷っちゃう。でも、読まなきゃ分からない
誰と付き合うにもあからさまに階級を意識しないといけないは疲れるんじゃないかなとか思いますが、脈々と受け継がれる確固たるプライドが許さないんでしょうね。

そして、私は突然の求婚にびっくりしちゃった。
そんな展開になるとは全く思わず…。だって、奥様の遺言を無碍にしてたじゃない?なぜ??
…と考えると、やっぱり原作を読んでみたくなります。

ウィルコックス家の嫁は嫌な感じだわー。長男もなかなかだけど、やっぱり家柄だけで繋がっていくと類は友を呼ぶと言うか…。

若いヘレナ・ボナム=カーターのブチ切れっぷりがかわいかった。

相変わらず音楽が良き。似たり寄ったりではあるけれど、映像にぴったり。
michi

michi