てっちゃん

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのてっちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
トムハンクスおじ様とレオ様の共演ってだけで大感謝しかなく、さらにエイミーアダムスさんもいるって分かったら平伏するしかない。
レオ様の超絶お綺麗なお顔が拝めるだけでも十分なのに、どんどんと顔つきが変わっていく様、やっぱり演技上手いよなと感心。
トムハンクスおじ様も執念の刑事役をお見事に演じており、彼の職に取り付かれて家庭を疎かにする場面ってなんでこんなにしっくりくるんでしょう。
次々と人々を欺し(その欺し方が大胆かつ信じ込ませる力があるんです)、嘘に嘘を重ねて本当の自分すら分からなくなっていく過程は彼に気持ちが入り込んでしまうほど。
父親に対する特別な接し方をみても、まだまだ彼が子供であり、父親に認めてもらいたい、自分を必要として欲しいという現れなんだろうし、1人寂しく電話してしまうところなんて孤独よな。
そう考えると巧みな欺しだけで楽しむ作品ではなく、いつしか彼に心を掴まされる。それこそが、この作品の真髄ではないでしょうか。
と思いながら1人珈琲啜りながら、一気に鑑賞してました。
てっちゃん

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