シュトルム凸映画鑑賞記録用改め

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのシュトルム凸映画鑑賞記録用改めのレビュー・感想・評価

3.9
ディカプリオが世紀の詐欺師に扮する実録もの。スピルバーグが監督ということで実に手堅く、何より面白い。
パイロットから医師、検事まで、ハッタリ一つで演じきる魔性の手際。
結婚相手の両親の仲の良さを見つめるディカプリオの視線に、喪った家族の暖かさへの拘りが感じられる。司法試験の話をかなり引っ張りますが、種明かしが実に犯人らしい、と思います。

父親役のクリストファー・ウォーケンが「父は息子を売ったりしない!」と啖呵を切っていたのに笑った。「トゥルー・ロマンス」で息子の居場所を教えれば助けてやると、父親役のデニス・ホッパーに迫っていたやんけ、クリストファー・ウォーケン(笑)

今日の一言。「芸は身を助く」