ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショーで観た東映怪作空手武闘映画。タイトルも最高。倉田保昭が凶暴な虎と戦う。本当です。
オープニング、字幕で「メキシコ」って出ますが、全然メキシコには見えなくて、まぁオープンセットだと思われます。その場面に出てくる人物もメキシコ人じゃなくて日本人が演じているハッタリに感動します。
登場人物全員が怪しい人達ばかりというのも70年代東映映画では当然のこと。悪の格闘家軍団をしっかり丁寧に字幕で名前を表示してくれる親切な映画。志穂美悦子の「女必殺拳」シリーズでも、こんな怪しい悪役格闘家の紹介シーンで皆様が変なトレーニングしている場面が多かったですよね。
もう何でもありの東映ワールド。猛虎シーザー君は、とてもかわいかったですよ。