武闘拳 猛虎激殺!の作品情報・感想・評価

「武闘拳 猛虎激殺!」に投稿された感想・評価

ジャケを見て、
「いや、いくら何でもそりゃ無いだろ(笑)」
と私も思いましたが、これは紛れも無い、劇中の1シーンであります!
我らがドラゴン・倉田保昭、本物の虎と死闘を演じます!!☆

倉田さんと戦うのは、この映画の“主賓”、ベンガルトラのシーザー君です。
キャストにも「猛虎シーザー」として、二人枠扱いで堂々のクレジットをされています。
撮影の進行具合も、シーザー様の御機嫌次第(笑)。かなり神経が使われたとの事。

倉田さんも餌付けなどを通じて、シーザーと充分良い関係を築いてから撮影に臨んだ入念ぶり。
シーザーにじゃれつかれた時の傷が、今でも倉田さんのカラダに残っているそうな。☆

「どうせ、巧みな編集で無理くそ体裁を付けた、チャチい着ぐるみ劇を見せられるんだろ?」
とか思っていましたが、倉田さんとシーザーの実際のカラミが多いため、
リアリティ溢れる、迫力の映像を作り上げる事に成功しています。

ハイライトのドラゴンvsシーザーを盛り上げるために、
大きくひと役買ったのが、矢吹二朗。
ドラゴンとのリング対決で敗れ、やさぐれ、立ち直り、仲間となって、目覚ましい活躍ぶりを見せます。
矢吹のキャラへ充分に感情移入した所で、彼は無惨にも…

―――シーザーに喰い殺されます!!☆

血まみれで、目を見開いたままの死体となって、ガツガツ喰われる矢吹…。
シーザーが如何に恐ろしい存在であるかを、視聴者にまざまざと見せ付ける事に成功したのです…!

いつもの悪役も勢揃い!
石橋雅史、堀田真三。
それに深江章喜、小林稔侍、山本昌平が脇を固めます。
味方陣営には、ゴーグルブラックとギャバンも居るぞ!

個人的に応援したいのは、稔侍。
目立たないザコとして真っ先にやられるワケですが、
そのあと幾度にも渡り、果敢にドラゴンへ挑み掛かります。
二度目、またもやられ、首を絞められ、ゲロをドラゴンの腕にBUKKAKE!(笑)
三度目の挑戦は、如何に?負けるな!稔侍!!☆

悪の本拠地・奇厳城には、怪しげな格闘家たちがズラリと待ち構えています。

騎馬民族直伝拳法・宍川鉄拳
カトマンズ拳法紅河流・張犬鬼
南辰一刀流師範・佐々木剣八
沖縄古武道鎖鎌・猪俣心軒
背骨折りの怪腕力士・嫌竜
法蔵院流棒術・吉川嶮山
東シナ海釵術・摩文仁猛賢

そしてこれに加わるのが、プロ空手創始者・大塚剛!
乾杯の前に飲んどるし。(笑)
「今度こそ貴様の地獄突きを破って見せるぜ…!」
と、ドラゴンへのリベンジを狙っていたが、結局その地獄突きが繰り出される前に、もうひとつの必殺技、ドラゴンクローの餌食となるのです!

必殺のドラゴン地獄突きは、果たして、最後の強敵・シーザーを捉える事が出来るか!?☆
内容はいつものカラテ映画と一緒で、主人公がカラテを駆使してマフィアと戦うだけである。
矢吹二朗が準主人公的扱いで出演しており、当初は敵対していたものの、途中から倉田保昭の仲間になる。
次のシーンではいきなり敬語を使わせているので、仲間というか手下だが。
なお、ここで唐突にシミケンが仲間になるが、理由は最後まで明かされない。

敵役はいつものごとく石橋雅史であり、「奇巌城」なる奇怪なアジトで主人公を待ち受ける。
「奇巌城」が熱海城に酷似しているのは置いといて、そこでは獰猛な虎が飼われている。
倉田保昭や矢吹二朗がその虎と戦うのが本作の見所だ。

主人公を差し置いて矢吹二朗がその虎と闘いだした時点で敗北は見え見えだったが、生きたまま喰われだしたのは中々ショッキング。
ちなみにヒロインらしき女もその虎に食われるが、それに対する主人公のリアクションは特にない。
石橋雅史の奇天烈な手下達を倒した後、いよいよ倉田保昭が虎と戦う。
『けんか空手シリーズ』の牛や着ぐるみグマと違い、割とガッツリ絡む。

ストーリーから何から破綻しまくりのオフザケ映画だが、相変わらず殺陣は凄い。
もともとカラテ映画にストーリーなんて求める奴は人類にいないだろうし、そういう意味では客の需要を十二分に満たした、いかにも山口和彦らしい充実した内容と言えるだろう。
ラピュタ阿佐ヶ谷で開催されていた山口和彦特集にもエントリーされていましたが見れなかったのでDVDにて。。

和製ドラゴン・倉田保昭が過去に家族を殺された組織に復讐すべく大いに暴れまわる空手アクション映画!!
冒頭の闘いではいちいち技のテロップが登場して面白かっこいい!!

タランティーノがキルビルで一瞬コレをパクってるんでないかと思えるシーンなどもあり。

最大のメインははやり対人間じゃなく、虎のシーザー君(ラスボス的存在)との対決!!編集の妙で倉田さん自身が戦ってる訳じゃないと思いますが、スタントマンは確実に虎と戯れあってます!!恐ろしや!!

倉田保昭のキレのある動きは間違いなくカッコいいんですが…いかんせんストーリーがグダついてるのが気になりますね。。

そしてキレだけでなく千葉真一のような人間力も大事なんだなぁと実感した…そんな作品でございました!!
temmacho

temmachoの感想・評価

3.5
祝!DVD化。

「世界のクラタ」「和製ドラゴン」こと、倉田保昭の初主演作。

東映空手映画は、ツッコ… アクション満載でお腹いっぱい。

敵の武闘家も、
カトマンズ拳法紅河流・張犬鬼
背骨折りの怪腕力士・嫌竜
東シナ海釵術・摩文仁猛賢…
もう字が読めません。

この監督、アクションもさることながら、カメラワークもスゴすぎ。
頻繁に縦位置になっちゃったりで、カメラ酔いしますww

失恋レストランでブレイクする前の「清水健太郎」も出てますよ〜
タイトルが終わって最初のシーンで、いきなりDrドラゴンこと筒美京平の「セクシーバスストップ」が店のBGMとしていきなりかかる。
ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショーで観た東映怪作空手武闘映画。タイトルも最高。倉田保昭が凶暴な虎と戦う。本当です。

オープニング、字幕で「メキシコ」って出ますが、全然メキシコには見えなくて、まぁオープンセットだと思われます。その場面に出てくる人物もメキシコ人じゃなくて日本人が演じているハッタリに感動します。

登場人物全員が怪しい人達ばかりというのも70年代東映映画では当然のこと。悪の格闘家軍団をしっかり丁寧に字幕で名前を表示してくれる親切な映画。志穂美悦子の「女必殺拳」シリーズでも、こんな怪しい悪役格闘家の紹介シーンで皆様が変なトレーニングしている場面が多かったですよね。

もう何でもありの東映ワールド。猛虎シーザー君は、とてもかわいかったですよ。
isopie

isopieの感想・評価

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レイトショー特集/70′sプログラムピクチュアの雄 山口和彦Nights
神

神の感想・評価

3.0
ぐるぐる動くカメラに酔う。倉田保昭のアクションに酔う。石橋雅史がジェイク・ギレンホール風(ナイトクローラーのチラシ参照)。トラは本物!

このレビューはネタバレを含みます

カンフーmeetsモンドケイン?
海底から引き揚げた財宝の箱を道具があるのに使わずに空手チョップで開けようとするシーンが訳わかんなくて一番面白かった。
フラメンコをメキシコ音楽と勘違いしている疑いあり。
CGがない時代に虎との死闘をあれだけの迫力で描くのは凄い演出力と思った。
最後に奇厳城を燃やしていたけど、本当に燃やしていたのかな、こんな低予算映画で。
よくこんな下らない映画のフィルムが残っているもんだなあと感心したし、これからも誰かが大切に保存すべきだと強く思いました。
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.0
オープニングのニワトリや蝋燭のシーン見て意外とショボくない?と思ったけどその後はキレてるアクションしてた。
マッハパンチ(正確な技名覚えてない)のシーンが妙にかっこいいし、虎のシーンもギリギリまで頑張って撮ってるる感じする。
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