武闘拳 猛虎激殺!の作品情報・感想・評価

「武闘拳 猛虎激殺!」に投稿された感想・評価

J四郎

J四郎の感想・評価

3.5
倉田保昭がベンガル虎と戦うアクション映画。阪神ファンを敵に回しそうなタイトルがちょっぴり心配。

倉田保昭はメキシコ帰りの格闘家。最初はマスクをしてアイアンドラゴンとか恥ずかしい名前で出てきます。彼は八百長試合を持ち掛けられてるんですが、そんなのクソ食らえと勝ってしまいます。この手の話にはありがちですよね。

彼には復讐というこのジャンルでは定番の目的を持っております。もう復讐は空手家の義務というか三度の飯より好きなんでしょう。敵の悪党はなんとお城に住んでおりまして、それぞれの主旨を間違った格闘家を子飼いにしている。

その城では死亡遊戯のように敵を倒して上の階へ進む戦いになる。作られた年代からパクってるのかも知れませんな。勝ち進んで行くといよいよトラとのドリームマッチが待っておりました。着ぐるみや置物じゃなくモノホンのトラなんです!それもちゃんと戦ってるように見えます。

あと石橋雅史も鉄の爪を装備して襲ってくるのも見どころ。或いはこの人の方がトラより強そうに見えますがこの映画では・・。
むっちゃヘンな映画ですが倉田保昭の本格的アクションは素晴らしい。
臓器に深刻なダメージを負ってそうな色の体液を吐出している人を見ると例え悪人であってもむごいと感じるという学びを得た。
喉元に刃物を固定して頭に水流を浴びせ続けるという独特な拷問様式がステキ。
なんかもう「お笑いウルトラクイズ」のような感じで虎が出てきますね。倉田保明は、千葉真一より切れがいい。そして、本場香港映画を体現しているだけあって見事なアクションシーン満載だ。なんで倉田保昭で主演映画続々撮らなかったのか不思議だ。和製ドラゴンは、ドはまりですね。話は、完全に「燃えよドラゴン」のまんま。千葉真一のようなお茶目さがないのがちと辛いのかもしれない。
 1976年。このジャケットは誇張ではないッ! 本当に本物のトラが出る!! 復讐に燃える空手使いが悪の空手組織に挑む。香港帰りの大スター、倉田の凱旋初主演作。
 子供の頃肉親を殺される。生き延びて格闘技を身につける。ついに宿敵を発見する。相手と睨み合う中で心通わせた人が敵の手によって殺される。失意の底で怒りを溜めて最後に爆発大暴れ。「いつものやつ」である。いつものやつである分、倉田のアクションが光るというもの。連撃のキレは千葉や志穂美を越える。
 とは言え最大の目玉であろうトラくん(本物。昔人を殺したことがあるらしい)との戦いはさすがに無茶をしすぎというか、人権と動物愛護精神が若干蹂躙されつつも若干なのでバトルとしてはあまり迫力のあるものではない。むしろ映画とかじゃなしに普通にケガしてんじゃねぇかとヒヤヒヤしてしまう。やりすぎである。
 基本乱暴なのにたまにハッとするようなショットを入れてくる山口和彦の仕事ぶりと、久しぶりに墨痕鮮やかな「カトマンズ拳法紅河流・張犬鬼」「背骨折りの怪腕力士・嫌竜」などのハッタリの効いたキャラ字幕が見れただけでも嬉しい。見世物上等な東映根性を見せつけられる一本。ご鑑賞の後はひどいとしか言いようがない本作のwikipediaも是非お読みください。

このレビューはネタバレを含みます

https://umemomoliwu.com/butoken-moko-gekisatsu

このレビューはネタバレを含みます

倉田さん初主演作。割とやってないんだな、と思ったが香港映画では日本人は悪役にしかなれなかったのでラスボスのが多かった。

シミケンとのGメン新旧コンビにちょっと感動したけど、ラストも長い事ほっとかれてるし絡みは少な目。
先にGメン75での猛虎シーザーを見てるので、画面に出てくると嬉しい。彼が主役だと特典の倉田さんが仰ってましたね。虎のご機嫌伺い。
知野さんが同じ虎か聞いてたけど、倉田さん不在回なので本人わかってなかった。同じ虎です。
「グリーン・ホーネット」のように黒いマスクかけてたり、わけわからん武闘家が城の各階にいる「死亡遊戯」な展開だったり、ラスボスの武器が爪で「燃えよドラゴン」のハンっぽかったり色々。(ただし爪は2本)
しかし武闘家の系統は死亡遊戯というか新死亡遊戯のが近いかもしれない。敵の吐く血が何故か緑だったりする。漏らして乳を隠すな!(笑)
準主役が生きたまま虎に食べられる所は興奮します。妹は「おにいちゃーん!」って叫んでばっかり。
東映は拷問描写がうまいなぁ。雨は急にどしゃ降りにしすぎだけど。
インチキ武闘家の中に空手創始者混ぜて大丈夫なんだろうか。ここの倉田さんとの男の友情なのは好き。
熱海城マジで燃やしてない?大丈夫?

敵がずっと抱っこしてナデナデされてる白モルモットが可愛い~。血のりちゃんと洗ってもらってね。ってちゃんと誰か脱出時に連れて逃げてよ!!
熱海城というと、「キングコング対ゴジラ」が浮かんでしまうが、ここでは「猛虎シーザー対倉田保昭」でしたね。
迫力出したいのか知らないけど、アクションシーンでカメラがくるくる回ってすごい酔います。酔いやすいタイプの方はご注意ください。あと鶏に容赦がない。

シーザーのもぐもぐタイム(たまに着ぐるみ) +0.3
倉田さんのアクション +0.2
拘束に定評がある東映※自論 +0.2
白モルちゃんを撫でたい +0.2
要所のツッコミポイント +0.1
竜崎と根切 +0.1
アクション時のカメラワークが酔う -0.2
鶏にももっと優しく -0.1
タイトル詐欺じゃなく本当に虎と戦ってます。編集の素晴らしさ。
ストーリーはまぁ特筆するような物ではないが、凄そうな技の名称やアクの強過ぎる格闘家が刺さる人には刺さるでしょう。
「騎馬民族直伝拳法・宍川鉄拳」
「カトマンズ拳法紅河流・張犬鬼」
「南辰一刀流師範・佐々木剣八」
「沖縄古武道鎖鎌・猪俣心軒」
「背骨折りの怪腕力士・嫌竜」
「法蔵院流棒術・吉川嶮山」
「東シナ海釵術・摩文仁猛賢」
もうこれだけで必見です。
ジャケを見て、
「いや、いくら何でもそりゃ無いだろ(笑)」
と私も思いましたが、これは紛れも無い、劇中の1シーンであります!
我らがドラゴン・倉田保昭、本物の虎と死闘を演じます!!☆

倉田さんと戦うのは、この映画の“主賓”、ベンガルトラのシーザー君です。
キャストにも「猛虎シーザー」として、二人枠扱いで堂々のクレジットをされています。
撮影の進行具合も、シーザー様の御機嫌次第(笑)。かなり神経が使われたとの事。

倉田さんも餌付けなどを通じて、シーザーと充分良い関係を築いてから撮影に臨んだ入念ぶり。
シーザーにじゃれつかれた時の傷が、今でも倉田さんのカラダに残っているそうな。☆

「どうせ、巧みな編集で無理くそ体裁を付けた、チャチい着ぐるみ劇を見せられるんだろ?」
とか思っていましたが、倉田さんとシーザーの実際のカラミが多いため、
リアリティ溢れる、迫力の映像を作り上げる事に成功しています。

ハイライトのドラゴンvsシーザーを盛り上げるために、
大きくひと役買ったのが、矢吹二朗。
ドラゴンとのリング対決で敗れ、やさぐれ、立ち直り、仲間となって、目覚ましい活躍ぶりを見せます。
矢吹のキャラへ充分に感情移入した所で、彼は無惨にも…

―――シーザーに喰い殺されます!!☆

血まみれで、目を見開いたままの死体となって、ガツガツ喰われる矢吹…。
シーザーが如何に恐ろしい存在であるかを、視聴者にまざまざと見せ付ける事に成功したのです…!

いつもの悪役も勢揃い!
石橋雅史、堀田真三。
それに深江章喜、小林稔侍、山本昌平が脇を固めます。
味方陣営には、ゴーグルブラックとギャバンも居るぞ!

個人的に応援したいのは、稔侍。
目立たないザコとして真っ先にやられるワケですが、
そのあと幾度にも渡り、果敢にドラゴンへ挑み掛かります。
二度目、またもやられ、首を絞められ、ゲロをドラゴンの腕にBUKKAKE!(笑)
三度目の挑戦は、如何に?負けるな!稔侍!!☆

悪の本拠地・奇厳城には、怪しげな格闘家たちがズラリと待ち構えています。

騎馬民族直伝拳法・宍川鉄拳
カトマンズ拳法紅河流・張犬鬼
南辰一刀流師範・佐々木剣八
沖縄古武道鎖鎌・猪俣心軒
背骨折りの怪腕力士・嫌竜
法蔵院流棒術・吉川嶮山
東シナ海釵術・摩文仁猛賢

そしてこれに加わるのが、プロ空手創始者・大塚剛!
乾杯の前に飲んどるし。(笑)
「今度こそ貴様の地獄突きを破って見せるぜ…!」
と、ドラゴンへのリベンジを狙っていたが、結局その地獄突きが繰り出される前に、もうひとつの必殺技、ドラゴンクローの餌食となるのです!

必殺のドラゴン地獄突きは、果たして、最後の強敵・シーザーを捉える事が出来るか!?☆
内容はいつものカラテ映画と一緒で、主人公がカラテを駆使してマフィアと戦うだけである。
矢吹二朗が準主人公的扱いで出演しており、当初は敵対していたものの、途中から倉田保昭の仲間になる。
次のシーンではいきなり敬語を使わせているので、仲間というか手下だが。
なお、ここで唐突にシミケンが仲間になるが、理由は最後まで明かされない。

敵役はいつものごとく石橋雅史であり、「奇巌城」なる奇怪なアジトで主人公を待ち受ける。
「奇巌城」が熱海城に酷似しているのは置いといて、そこでは獰猛な虎が飼われている。
倉田保昭や矢吹二朗がその虎と戦うのが本作の見所だ。

主人公を差し置いて矢吹二朗がその虎と闘いだした時点で敗北は見え見えだったが、生きたまま喰われだしたのは中々ショッキング。
ちなみにヒロインらしき女もその虎に食われるが、それに対する主人公のリアクションは特にない。
石橋雅史の奇天烈な手下達を倒した後、いよいよ倉田保昭が虎と戦う。
『けんか空手シリーズ』の牛や着ぐるみグマと違い、割とガッツリ絡む。

ストーリーから何から破綻しまくりのオフザケ映画だが、相変わらず殺陣は凄い。
もともとカラテ映画にストーリーなんて求める奴は人類にいないだろうし、そういう意味では客の需要を十二分に満たした、いかにも山口和彦らしい充実した内容と言えるだろう。
ラピュタ阿佐ヶ谷で開催されていた山口和彦特集にもエントリーされていましたが見れなかったのでDVDにて。。

和製ドラゴン・倉田保昭が過去に家族を殺された組織に復讐すべく大いに暴れまわる空手アクション映画!!
冒頭の闘いではいちいち技のテロップが登場して面白かっこいい!!

タランティーノがキルビルで一瞬コレをパクってるんでないかと思えるシーンなどもあり。

最大のメインははやり対人間じゃなく、虎のシーザー君(ラスボス的存在)との対決!!編集の妙で倉田さん自身が戦ってる訳じゃないと思いますが、スタントマンは確実に虎と戯れあってます!!恐ろしや!!

倉田保昭のキレのある動きは間違いなくカッコいいんですが…いかんせんストーリーがグダついてるのが気になりますね。。

そしてキレだけでなく千葉真一のような人間力も大事なんだなぁと実感した…そんな作品でございました!!
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