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BIG-1物語 王貞治
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『BIG-1物語 王貞治』に投稿された感想・評価

肉鹿
4.3
本塁打世界記録を更新した王貞治の輝かしいまでの歩みに隠された実像をインタビューと当時のテレビ映像によって浮かび上がらせる———吉田喜重監督作品。

ずっと観たかった幻の作品をついに観れて嬉しい😭

監督のフィルモグラフィで明らかにひとつだけ異質だったこの作品に、観る前は頼まれたから作っただけのやっつけ仕事かとも思ってたけど全然違った。

全編にしっかり監督の血が滾っていて、紛れもなく吉田喜重作品でした👏🏻

なにが1番おもしろいって、記録更新した王選手に後日その日の行動を再現してもらうとこ。

もう1回繰り返す"運命の1日"として時空が歪み始め、応援を送った工場の作業員たちへのインタビューで時空が完全に跳躍し始める。ここでただ王選手を手放しで褒め称えるハッピードキュメンタリーじゃなくなってきて楽しさが加速😆

ほかにも国籍の問題から近代日本への批判に発展したり両親へのインタビューから空襲のイメージに飛躍したりと、自分の話を聞かせるためなら多少強引にでも結び付けもっともらしく論じてくる剛腕さが吉田喜重!
でも映像で語りイメージとして伝えてくるからいやらしさはないのが吉田喜重!
きっと監督は小論文のテストは100点しか取ったことないような人だよ😂

それと王選手をインタビューであらゆる角度から撮ってるのも印象的で、観終わったら頭の形から耳の形まで描ける気になったほど😂

普通に正面からだけで終わらせないのが、あらゆる方向から見つめようとしたこの映画そのものみたいでカメラワークにも確固たる意志をもたせているようでよき統一感。

にしてもこれほどまでの"見つめる"で思い出すのは大谷翔平選手。
『テレビをつけたらずっと大谷』とか『大谷ハラスメント』とまで揶揄されちゃうほど、人々から見つめられ人間性まで求められる存在は王選手と重なるものがある。

そんな常人離れした記録を打ち立てた者への眼差しを熱狂や祝福で終わらせず、王になり維持し続けることの重圧や困難を神々しいものじゃなく舞台を降りるまで解放されない禍々しいものとして映し出した鋭い批評眼は現代だってなかなかいない。

そこにサスペンスフルなナレーションと一柳慧さんによる重々しく不安を呼び込む音楽も加わって、怖かった~。小学生以下はきっと怯えて泣いちゃうw
煙
3.9
音楽:一柳慧。王選手へのインタビューの際プラスチックの器材?にインタビュアーである若かりし吉田喜重が映り込む。亡くなった双子の姉や中国国籍のため国体に出場できなくなったことなどに切り込む。マチュー・カペル教授のミニ講演。スポーツと戦争のイメージ。関東大震災。隅田川。海。鈴木選手のインタビューが波打ち際に打ち上げられた廃船をバックに鈴木選手のインタビューが行われるシーンと『女のみずうみ』との類似性。中井正一『美学入門』「映画の時間」について。非常にためになった。
 個人的に、監督の語りたいラインに事実を無理矢理強引に当て込んだ感じがしてかなり微妙!
 ただ、水原茂が喋ってる姿が拝めたり、王さんのマッマが王さんを「サダちゃん」呼びしてるのが確認できたりと、見所は多かったです

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