BIG-1物語 王貞治の作品情報・感想・評価

BIG-1物語 王貞治1977年製作の映画)

製作国:

上映時間:86分

3.6

『BIG-1物語 王貞治』に投稿された感想・評価

肉鹿
4.3

本塁打世界記録を更新した王貞治の輝かしいまでの歩みに隠された実像をインタビューと当時のテレビ映像によって浮かび上がらせる———吉田喜重監督作品。

ずっと観たかった幻の作品をついに観れて嬉しい😭

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KI
4.0
このレビューはネタバレを含みます

中盤頃まではすごい面白かったが、後半はかなり問題だ。

王貞治のドキュメンタリーという体を取ってるが、監督の主張が押し付けがましくて若干イライラした。あれでは王さんに失礼だろう。

王さんの国籍は台…

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今こんなことは決して出来ないであろう。
ずーと見たかった吉田喜重のレア作品。
吉田監督らしい756という数字が一体何を意味するのかをひたすら推敲していく。
それは王さんのルーツ・両親の存在までもある…

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 個人的に、監督の語りたいラインに事実を無理矢理強引に当て込んだ感じがしてかなり微妙!
 ただ、水原茂が喋ってる姿が拝めたり、王さんのマッマが王さんを「サダちゃん」呼びしてるのが確認できたりと、見所…

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756号は小学一年生のリアルタイムで見てましたが、鴨川キネマではかからなかったので早すぎたドキュメント王選手。中華五十番で撮った家族写真、台湾という言葉を使わない吉田喜重
A
4.0

ナレーションが竹脇無我で「!?」となった。ファーストカットも、オープニングのシーケンスも、本編もすごく理性的なショットの連続が間違いなく吉田喜重の作品であることを主張しててよかった。
関東大震災の話…

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おそらくナレーションは別の人がクレジットされていたので監督自身の声ではないのだと思うがトーンも内容も吉田喜重監督のそれだった。
王貞治の偉業をストレートに称えながら、記録達成当日の歩みを風景を含めて…

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『戒厳令』以後の吉田喜重

756号を見る権利があるのかという倫理。それと同時に24フレームの映画に収めることができない1/1000秒の瞬間。見ることの倫理と表象不可能性に挑む後期吉田喜重らしい作品…

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当時の熱気が閉じ込められていた。
王さんの偉大さは言わずもがなだが、お父さんが関東大震災を生き延びて、王さん自身は東京大空襲を生き延びたことを知った時、世界の王になるまでのこの物語が重みを増した様な…

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煙
3.9

音楽:一柳慧。王選手へのインタビューの際プラスチックの器材?にインタビュアーである若かりし吉田喜重が映り込む。亡くなった双子の姉や中国国籍のため国体に出場できなくなったことなどに切り込む。マチュー・…

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