このレビューはネタバレを含みます
メッセンジャーからニューヨークの凄腕タクシードライバーに転職したベルと、ドジで落ちこぼれな刑事ウォッシュバーンが、神出鬼没の4人組女銀行強盗団を捕まえるためニューヨークの街を疾走する!
ダメ。昔見た時はリュック・ベッソンシリーズよりこっちの作品の方が好きやったのになぁ。今見たら完全なる駄作と感じてしまった。
あの警察署全体の無能さがリュック・ベッソンの「Taxi」シリーズの売りやったのに。それを無くしてしまったらこの映画の面白い要素がほとんどなくなってしまう。事実面白くなかったし。確かに主人公は間抜けやったけど、間抜け度合いも全然優しい方。だからそこまで笑われへんかった。
オチが印象的。カーアクションならではの終わり方(捕まえ方)。
この映画の数少ない良かった点は、笑いに比べてまだマシなカーアクションとアメリカ感かな。カーアクション要素は普通に価値があると思う。リュック・ベッソンシリーズに似た要素もあったし。そして、車で走り抜けるアメリカの街並みも見応えある。オリジナルのフランス感も良いけど、こっちはこっちでアメリカっぽさが十分あって良かった。
昔に数回鑑賞済み。