J

ローン・レンジャーのJのネタバレレビュー・内容・結末

ローン・レンジャー(2013年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

過去の話を語る感じはディズニーっぽい。けど、内容はゴリゴリの西部劇。時々コメディ要素が入ってくるけど(笑)。

ストーリーは復讐劇ってだけで、大してまとまってる訳でもなく、特徴的な展開もなしに進んだ。どんな内容やったか詳しくは思い出せないくらいインパクトも薄い。

設定もインパクトが薄い。そのせいか、冒頭であんまり世界観に入り込めなかった。設定がもう少しはっきりしてて面白ければ、より楽しめたのに。

コメディとアクションはやっぱりディズニー。それらは作中で頭ひとつ出てた。面白いししっかり作られてるし子供も楽しめるし。確かにストーリーは期待外れやけど、その2つの要素のおかげでまだ楽しめた。

西部劇によく出てくるようなこの自然の殺風景が良すぎる。あれだけで絵になる。

トントの過去が辛すぎる。故意ではなく騙されたのに村を売ったって言われてるの、心が痛い。その悲劇に対してトント自身がかなりの責任感じてるのも観てて辛い…。

頭の剥製カラスに毎回餌やるの面白すぎる(笑)。周りのやめてくれない?って要求も一切無視で、最後までやり通すの最高やった。

毎回の馬の登場だけ一気に非現実的になるのなに?(笑) そのシーンだけ世界観が分からんくなる(笑)。数少ないコメディ要素やね(笑)。

実際のアメリカの歴史も混ぜて作られてるから少し勉強になった。テキサスレンジャーの事とかも詳しくは知らなかったし。
J

J