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キングダムのJのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

親友の仇である秦国王を恨みながらも、天下の大将軍になるためにその国王を助けて中華統一を目指すって設定、普通に考えたらなんでそうなる?(笑)ってなるけど、意外とストーリーに馴染んでたから観てて違和感なかった。

アクション良いね。るろ剣みたいに少し身体能力が異常なキャラが何人かいたけど、アクションシーンにはそこそこ見応えあった。それでもやっぱりみんな跳躍力が高すぎるのは色んな意味でインパクト大…(笑)。

誰を仲間にして、誰と同盟組んで、どのように敵を攻めるかって展開だけでワクワクする。しかも、戦略も分かりやすいようにしっかり描かれてるから、歴史好きからしたら観てて最高に楽しい。

ごく稀に挟む小ボケとツッコミいらねぇ。信の行き過ぎた常識外れな威勢と頭の悪さは普通に面白かったけど。せっかく内容がしっかりしてる真面目な国取り合戦物語が土台になってるんやから、雰囲気を崩さず進めて欲しかったな。

前評判でも聞いてたけど、山崎賢人の演技は確かにオーバーすぎる(笑)。けど、何故かこの作品ではこっちの方が普通に良いと感じた。なんならこの演技がクセになってしまうほど。普通はこーゆう演技って冷める原因になるから好きじゃなかったけど、山崎賢人がするこのオーバー演技は全然許せた。

予告の時点からやけど、"Wasted Nights"良すぎた。ONE OK ROCKの曲がエンディングで流れればもうカッコいい確定。気持ちよく終われる。アクション系の邦画とONE OK ROCKって想像以上に良い組み合わせ。

原作をちゃんと読んだことないからこの先のストーリーを詳しく認知してないけど、普通にこれから面白くなりそうやから続編に期待。
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