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特攻大作戦のkのレビュー・感想・評価

特攻大作戦(1967年製作の映画)
3.8
「特攻大作戦」というタイトルながら、
大半の時間を使って描かれるのは、
ライズマン少佐と12人の囚人たちの物語。

罪を犯した元兵士の囚人たちだけでなく、ライズマン少佐も戦績は優秀だけど、軍の弾かれものという立場。はじめから似たもの同士に近いながらの距離の詰め方と、信頼を築く過程、そしてそれに戦果をあげる形で応える囚人たち。ここら辺の話の組み立て方はお見事です。意外に模擬戦でのジョージ・ケネディの笑顔が素敵でした。

派手さのない序盤とは一転して、
終盤は派手な戦闘を交えた作戦が展開されますが、ここら辺はよくある流れ。想定外の出来事があったり、これまで感情移入してきた囚人たちの別れ、生き残るのも「まぁそうだよね」という感じです。
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