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オットーという男のkのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
3.5
オリジナルの「幸せなひとりぼっち」を再鑑賞しての、あえて比較目的での鑑賞です。

総じて言うと、おそらく見やすいのはこっち。
主人公オットーの過去を、妻との出会いまで省き、オットーと妻との物語をより鮮明にしました。その上、時代的なもので、SNSの効果的な使い方と、多国籍で多様性を尊重した近隣住民の人種的配慮、LGBTQへの理解など、追加修正要素はどれも良かったと思います。

その分、省かれてしまったオリジナルの大事な要素を羅列しようと思います。

主人公の過去。父親亡き後に自分の生き方を決めるシーン。

親友ルーベンとの出会い方。オリジナルは共に自転車泥棒(?)を捕まえるために手を取り合ってお互いを理解したのに対して、たまたま近所で馬が合った、というだけ。

人差し指を握る表現。(1シーンだけありました)
などなど。
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