このレビューはネタバレを含みます
血飛沫と肉片と死体のオンパレード!
撮影現場は大変だったでしょうね。
ただの囚人の移送かと思ったら、まさかまさかの殺戮、そして不老不死怪人登場。でも、そんなのヌルいくらいさらに超展開を迎える、という作品。
これただ殺し合いを見せたいんじゃなくて、一つの物語としても素晴らしい作品ですよね。
"サイコ"な奴らが派手に血祭りあげたかと思えば、展開も"サイコ"な幕切れ。主人公バトンタッチ。
そして怪人のサーモグラフィーはまさしく「プレデター」。狼の遺伝子を組み込まれた狩猟生物の人間バージョンです。
そして全員で協力して怪人を倒すかと思ったら、ここもまさか。あっけなく倒されちゃっての「the witch 魔女」的復讐劇に様変わり。ここから怒涛の伏線回収と続編への期待感を煽っていくんですね。
ここまで血生臭くて見事なエンタメには、さすが韓国、脱帽です。
ぜひいつか、あのSEを映画館の音響で堪能したいと思います。