しゅんかみ

特攻大作戦のしゅんかみのレビュー・感想・評価

特攻大作戦(1967年製作の映画)
4.2
『アベンジャーズ』のジョス・ウィードン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガンという両監督が好きな映画として名前を挙げていて、かつ『エクスペンダブルズ』の元ネタのひとつとあらばいつかは観ないと!と思っていたけどようやく鑑賞。

最初はならず者でどうしようもない奴らだったのにだんだん兵士として育っていき、チームとしてまとまりが出ながら作戦に進んでいく、という王道ストーリーの元祖のような映画で、先に挙げた映画に通じる要素があるのはなるほどな〜と思った。
12人の囚人とそれをまとめる少佐のキャラがだんだん立ってくるにつれ、クライマックスの展開はなんとも寂しく、娯楽作なんだけど妙に味わいが残る映画だった。
出てくるナチの邸宅は実際に同スケールのものを建てて撮ってたり、車両も本物を使っていて絵の豪華さも素晴らしい。
戦争映画のお手本のような映画だと思う。