そもそも100年近く前の映画作品に脚本がどうとかケチつけるのは全く意味がないのでそこを度外視すると恐怖映画としてとても良くできている作品だなーという印象でした。冒頭の始まり方とオープニングもおどろおどろしくて好きです。
特に怪物の雰囲気がなんとも恐ろしい。人間に近いのであるが生気を全く感じないあの演技は素晴らしい。殺しを行うシーンのなんともいえない狂気などなど。
しかし、原作を読んだ身からするとフランケンシュタインという作品の良さが全く活かされていないのは残念なところ。かなり勧善懲悪な作品だし、当時の倫理観がかなり反映されている印象です。
これだと脚本にケチつけちゃってるか・・・ごめんなさい・・・