噛む力がまるでない

七つまでは神のうちの噛む力がまるでないのネタバレレビュー・内容・結末

七つまでは神のうち(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

台詞が端的に少なく、はっきりとした説明もあまりないので想像の余白を埋めながら観ることに。が、最後にぐわわっと一気に持っていかれます。

生き埋めにされた繭が懸命に神に祈るんですが、救われるはずもなく十字架を捨て、泣き叫ぶしかない姿がなかなか壮絶。答えてくれない神の声、無情さがここにも。
さくらの母もそうですが、日本の民俗的なカミ〈神〉やキリスト教の神、それらと決別する・される話と見ると面白いっすね。