泉鏡花原作の新派劇定番の初映画化で、蒲田撮影所長、筆頭監督として松竹映画に君臨した野村芳亭監督の力作。早瀬主税を岡譲二、お蔦を田中絹代が好演し、気を衒わず正攻法で貫かれたお蔦の非業の死に力点を置いた…
>>続きを読むつまらない。
トーキー初期だからか、シーンの最初のショットを人間の顔が映っていないクロースアップから始めることが多々あるのだが、これがあまり面白くない。
だが、長尺の割に緊張感があるせいか不思議と最…
映画は風俗に従い、科学の進歩や興業形態変化の影響を受けやすいので、劣化が激しく、古典の歴史的価値はともかく、今の劇場に掛けても、刺激や満足はなく、古臭くなってる物が殆どというが、そうだろうか。19…
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