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シュレック2のmaverickのレビュー・感想・評価

シュレック2(2004年製作の映画)
4.0
興行収入は世界で9億1983万8758ドル。世界歴代興行収入上位の映画一覧の20位。アニメーション映画では第3位。『シュレック』がどれだけ人気の作品になったのかを証明する数字。


安定のシュレック節。前作で結ばれたシュレックとフィオナ姫のその後を描く。冒頭のバカップルぶりに大笑い。そして相変わらずのおとぎ話いじり。ピノキオとかオオカミはレギュラーなのかよ(笑)。そしてフェアリーゴッドマザーのインパクト。ノリノリじゃないですか。ドンキーとシュレックの掛け合いも変わらず最高。フィオナ姫強い。ストⅡネタ(笑)。長靴をはいた猫は本作で初登場。声がアントニオ・バンデラスで『マスク・オブ・ゾロ』をオマージュしてる。めっちゃ渋いのに、猫だからところどころあざと可愛いのがウケる。

ギャグのキレは相変わらずで、最初から最後まで笑いっぱなし。前作よりはちょっと劣るけど、安定した面白さ。今回はより感動要素が強いかな。シュレックが前作より素直な優しいやつになっている。フィオナ姫との愛を再確認する過程は、感動的でうっとりさせられる。見た目で判断するなっていうのが刺さる。シュレックは怪物だけど良い奴で、王子はルックスは良いけどクズ野郎で。『美女と野獣』を踏襲してる。

フィオナの実家の描写も笑いのネタに。『遠い遠い国』って(笑)。ハリウッドみたいになってるし(笑)。パパとママも良いキャラしてる。娘の幸せへの認識違いみたいなのは現実でも同じだよね。娘を持つお父さんは、本作を観て学ぶところが大きいと思う。


『シュレック』という世界観の舞台上で、ひっちゃかめっちゃかやりたい放題やったあげくに感動でまとめちゃうんだから何だかズルい(笑)。テンション上がるし、元気になりたい時に観るのが良いかもね。リッキー・マーティンの曲懐かしい。流行ったな~。Holding Out for a Heroも最高!日本人だと『スクールウォーズ』を連想させちゃうよね。フェアリーゴッドマザー、ノリノリで好き(笑)。最後の大団円もほっこりさせられる。やべぇ、『シュレック』最高!!
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