だい

無謀な瞬間のだいのレビュー・感想・評価

無謀な瞬間(1949年製作の映画)
2.2
THE 迂闊な主婦。

誰もわかってくれない。相談できない。自由がない。

甘えんなぁぁぁぁぁぁ!!!!!

環境のせい?
愛してくれている夫、
わしがついてるからな!と言ってくれる義父。
相談できないんじゃなくて、
信用してないから相談しないんですよね???

信用してないから、あんな無謀な事をしでかして、
信用してないから、ああやってつけ込まれるのでは?

他人を信用していない人は、
他人も自分を信用してないと思うんですよ。
まずは自分から始めてみよう。


そんな迂闊なルシアに対して、
悪党なのにどう見ても善人にしか見えないドネリー。

ルシアが身の程を愚痴ると、
それにすっかりほだされて同情してしまい、
さらには喫煙による健康被害まで心配してしまうドネリー。
ただの善人やん!

「俺みたいな悪党と関わっちゃいけない」
説得力ねえ!!!!


悪役が悪役じゃなさすぎて、
どう考えても主人公がドネリーになってしまう(観てる側の感情移入対象として)という怪作。


「嘘つくな!重くて女性が動かせるものじゃない」
行動力モンスターおばさんには可能なのであった!
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