娘の交際相手の詐欺師が敷地内のボートハウス付近で死体になってるし。娘が殺たやろと脅迫にやってくるおっさんおるし。なぜかおっさんに不憫な母親だなぁと同情されて惚れられたり。おっさんの仲間の凶暴なのが家…
>>続きを読むドイツからイタリアへ、そしてフランスからアメリカへ、流浪の作家オフュールスのアメリカ上陸後の三本目。
ラングも同時期撮っていたが、犯罪サスペンスモノの小品だが、オフュールスの方がメロドラマ感が強い…
フリッツ・ラング作品で推し女優になったジョーン・ベネット。
「扉の陰の秘密」48'と「花嫁の父」50'の間の作品で、妻から母へ変わっていく頃とは言え、スタイル・美貌ともお美しい。
夫が長期出張で不…
カメラワーク。やはりオフュルスはこのように流麗なんだな。お屋敷の階段昇り降りするのを追いかけるのとか。「たそがれの女心」を見た時もそれに似たシーンに感嘆した記憶があるので、そっちも近々見返してみよう…
>>続きを読む悪い男を追い払ったら、また別の悪い男が強請りに来る。娘が殺人容疑者となったルシアは秘密を抱え、一人で家庭を守らねばない。隠蔽工作、お金の工面、更にクリスマスの準備。なのに主婦には自由に使えるお金がな…
>>続きを読む朝、サングラス姿で海岸を歩きながら煙草を吸うジョーン・ベネットが美しい。その直後に死体発見。
奥さん!落ち着いて!!!
ジョーン・ベネットが演じる主人公がずーーっとジタバタしていて慌ただしい。家…
家を揺れる木々の影が覆う。"無謀な瞬間"の静寂と速度の不安。非日常が加速していくのに家族の日常を普通に継続するタフネス。生活を投げ出さない。一生懸命。男は牧師に向いていた。無償の愛を持っていたから。
>>続きを読むメロドラマとノワールの間。
服装にも気を使わずに機械をいじくり回す息子と祖父は同じ部屋。秘密を共有する母親と娘も同じ部屋、同じ影の中にいる。わかりやすく家長は常に不在で、ジョーン・ベネットは家庭の調…