That's 雑！と、言いたくなる所ですが、雑の“ざ”の字が出てきたところでギリ踏ん張りました。理由としては、ギャグ漫画的な終幕の仕方が個人的にドツボだったからです。
と言いたかったですよ、最後に来た低クオリティの世にも奇妙な物語的シーンが来る前までは。その瞬間に、雑の“つ”の字が勢いよく出ました。先ほど、踏ん張った理由を言いましたが正直な話、そのシーンが出てきた事に頭の中が真っ白になったのが本当の理由です。
そんな種明かしはさておき今作の感想。
率直な感想、ツッコミ所を探す為に見作品かな？ そうでもしないと尊大な虚無感に苛まれるだけの79分やと思うので。
1番のツッコミ所は、ハリウッドで円盤を見た女性。アナウンスでは、“驚いて”と言ってるのに、ターミネーターか？！と思うほど無表情で、公衆電話から電話をかけていたのです。円盤が所々に現れたという事実よりも衝撃度が高く付きました。この女性も最早、異星人なのでは？？
他にも人間が倒れるほどの圧が来てるのに、窓やら木の枝やらが揺れてないという違和感がありましたが、それは目をつぶっておきます。そこまで、悪くなかった作品でした。
