元がロックミュージカルということで音楽がとてもしっかりしていて魅力的。
何よりヘドウィグのキャラが強烈!
日本では三上博史、山本耕史、森山未來が演じたのも納得。
ヘドウィグは彷徨える孤独な人だった。
愛のカケラは自分自身の中で一つにしなければならなかったんじゃないかな?
誰かを求めて一つになるんじゃなくてね。
男と女って存在だけなら起源通りに片割れを求めあってれば良かったのかもしれない。
でもヘドウィグにはコレが当てはまらなかった。
この映画を観て愛ってカケラをくっつけることじゃなくて、自分の中で一つの形を作り上げて、それを重ね合わせることの方が近いんじゃないだろうか?なんて思ってしまった。
人ってそんなにも愛を求めて生きていく生き物なのかなあ?